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26

26歳になりました。
20代も後半です(数字上は25からが後半なのでしょうが)。
「23」の数字が入っている自分の誕生日は、お気に入りです。

去年の誕生日は、U of AのチームがNCAAトーナメント2回戦で敗退した帰りの飛行機の中でした。
夜中に家に戻ってきた時、かなり遅かったのにも関わらず、台湾から訪ねに来ていてくれたフィオナと、当時のルームメイトだったタカオ、Dustan夫妻がプレゼントとケーキと一緒に待っていてくれました。
あれからもう一年。
大学院を卒業し、Certifiedになり、ChicagoでのATTACKでのインターンを経て、Knicksでのインターンと、盛りだくさんの25歳でした。

大学生になるくらいまでは、自分の早生まれがバスケの点で不利になっている気がしていたけど(4月生まれの同級生に比べたら、ほぼ一年の差があるわけですから)、今は他の同級生より若いぜ、って感覚になりました。
年をとりました。

両親から送られたお祝いのメールに対する"ありがとう"の気持ち、年々変わっていきます。
意味も、重みも。
年をとりました。

今年の誕生日(アメリカ時間)は、ホームゲームで働きます。
去年の誕生日同様、一生忘れられない誕生日の一つになることでしょう。
勝利をプレゼントしてもらえるますように。
# by u2k_maru | 2009-03-23 14:37 | その他

違い

暦では春になったというのに、朝起きると雪が降っていました。
昼には全て解けてなくなっていましたが、まだまだ肌寒い日が続きます。

レギュラーシーズンも、残すところ14試合。
一ヶ月を切りました。
先週のロード4連戦を3勝1敗の好成績で乗り越え、プレイオフ出場への望みを灯したですが。
その後の、今日の試合を含む、負けられないホーム2連戦を両方落としてしまいました。
その上、2試合とも今季のワースト5に入るであろう内容で。

「勝ちなれていない」
抽象的ですが、敗戦の度に良く使われていた表現です。
これは、シーズンを通してでも同じことが言えるのかもしれません。

ヘッドトレーナーのRogerは、このチームがNBAで3チームめ。
Knicksの前は、Marvericksでヘッドトレーナーを務めていました。
ドアマットチームだったMavsがカンファレンスファイナルまで進むチームになった要因を、Steve Nashがgood playerからgreat playerになるまでの話を含め、個々の、そしてチームとしての意識という点について話をしてくれました。
そしてそれが、過渡期である今のKnicksに必要であることは間違いなさそうです。

せっかくいい話を聞いたのですが、書く力が残っていません。
眠さが極限であることも、間違いなさそうです。
# by u2k_maru | 2009-03-21 14:49 | Knicks

おちゃめ

「尊敬する人は?」

と聞かれると、困る。
人のある部分に対して尊敬の意を抱くことはあるけれど、1人の人をまるまる尊敬する、というのは中々に難しいと思う。

この二日間、ボストンより迎えた客人は、自分の高校時代からの先輩である謙さん。
尊敬と愛着を同時に感じるという点では、彼はとても独特な存在です。
きっと、自分のこの感覚に、高校のバスケ部の皆は同意してくれることでしょう。
ガツガツしていない器の大きさ、ともいうのでしょうか。
ん?そもそも器の大きい人ってのはガツガツしてないものでしょうか。まぁいいや。
「みんなの謙さん」って感じですね。

彼は4つ上の先輩なので、実際に高校時代の同時期に在学した事はありません。
それでも、自分が高校生の時に彼はOBとして練習に混ざってくれたり、自分が卒業した後は東京近辺で活動するバスケチームを結成して運営してくれたり、一緒に母校に行って現役生を相手にしたりと、時間を超えてお世話になり続けています。

自分とほぼ同時期に留学してPhDを追っていますが(こんな日本語あるのか自信なし。pursue) 、お互い留学4年目にしてアメリカでの初の再会です。
相変わらずのフットワークの軽さです。

マンハッタンで合流して、さらに母校の女子バスケ部の後輩(実は地元のご近所さん)とその彼とも合流して一緒に夕ご飯。
ニューヨークに住んでるなら色々知っているだろうなんて期待、自分にしてはいけません。
マンハッタンには、試合の日以外に来ることは滅多に無いです。
皆様の期待を思い切り裏切って提案した向かった先は、紀伊国屋。調べましょう。
紀伊国屋には、井上雄彦さんのバガボンドの墨壁画があるから、足を運んだことがあるんです。
彼らにとっても思い出になるだろうと思ったのです。
喜んでくれたので一安心。
夕食は結局、目に入った中華料理に落ち着きました。

若者二人はミュージカルを観る予定だそうなので、夕食の後にお別れ。
その後は、職場を案内してから自分の家に戻って、色々と話をしました。
大先輩ですが、高校の同期のチームメイトと話しているような気分にもなるのは、それだけ謙さんが自分の事を知っていてくれているからだと思います。

帰り際に、自分の時間計算のダメっぷりでバタバタさせてしまって、とても申し訳ない気持ちになったのですが、無事にボストン行きのバスに乗れたので安心しました。
ボストンに着いたら、直行でバスケの試合だそうです。相変わらずのバイタリティー。

ハイライトは、職場を案内した時に、数年ぶりに一緒にシューティングをした事と、
電気を消してから話をしている途中に、「(徹夜して研究するくらいなら)俺は寝たい!」の()の部分を省略されて言われた事でしょうか。
会話の流れは多少ありましたが、さすがに、あれは省略しすぎです。
会話をしていて、俺は寝たい!と言われると、結構びっくりします。
かなり断定的に「寝たい!」と言われたので「あ、そうですよね、疲れてますよね」って返事しちゃいました。

とてもよいリフレッシュ+刺激になりました。
今度会えるのは、いつ、どこでしょうか。

タイトルは、かなりの内輪ネタとなっています。すいません。
# by u2k_maru | 2009-03-16 11:43 | その他

幼馴染

昨夜、幼馴染の夢を見た。

自分には、特別な幼馴染が数人いる。
昨日の夜、自分はそのうちの1人と夢の中で一緒に遊んでいた。

彼と親しくなったのは小学校の後半だったと思う。
どうやって親しくなったのかは、あまり良く覚えていない。
背が高く、足が速く、サッカーも上手い。彼は目立つ存在だった。
年上の姉の影響で、とても大人びていて、服装から聞く音楽もまた、他とは違っていた。
小学6年生で、好きなアーティストがPrince。そんなヤツだった。

彼と親しくなったことで、自分は大きく変わったと思う。
自分の子供っぽさに、小学生ながら気づいたものだ。

中学生になり、自分はバスケ部、彼はサッカー部に所属したけれど、部活で交友関係がまとまる周囲をよそに、休みを使って自転車旅行に行ったりと、楽しく過ごした。
あれから十年以上たったけれど、今でも一緒に自転車旅行に行きたいと思う。
賛成者は少ないだろうけど。(車でいいじゃん、っていうに決まってる)

同じ高校に進学する事はできたけれど、彼は専門性の高い高校に進む事を決め、さらに彼が寮生活だったこともあって、顔を合わす機会は減った。それでも、携帯電話の無かった時代、たまに彼の寮の部屋に電話をかけたりして、近況報告をしあった。
年末に、仲のいい幼馴染達で集まってお参りに行くのは恒例行事で、これは自分が大学生になっても続くことになる。

自分が最後に彼にあったのは、アメリカに渡る前、もう4年も前になる。
最後に連絡を取ったのはいつか覚えていない。
年齢も年齢だし、結婚していたとしても驚きはしない。

自分の家から歩いて数分だった彼の家には、多分違う人が住んでいるんだろう。
家を売る予定だ、というのを聞いていた覚えがある。
自分の愛犬まるがこの世を去ったように、彼の可愛がっていた犬も、おそらく。

夢の中で、自分達は空を飛んでいた。
何に乗っていたのかは覚えていないけれど、小学生の時に自転車に二人乗りをしていた時のように、彼が前でコントロールして、自分は彼の後ろにいた気がする。
夢だったけれど、純粋に楽しかった。

向上心だとか、夢だとか、目標だとか。
そういうものが一切含まれない、純粋な楽しさが、彼と過ごした少年時代にはあった。


インターネットを使えば、彼の連絡先を探し当てる事なんて、とても簡単。
しばらく連絡をとっていない幼馴染たちとも、すぐに連絡を取れるだろう。
でも、少しの躊躇が生まれる。

それはきっと、彼らとは上に書いた、純粋な楽しさを共有したから、だという気がする。
今の自分は、決して恥じるものではないけれど、あの頃とは違う。
あの頃を思い出すと、夢や目標でさえも、「欲」のように感じてくる。
それが躊躇の原因か。

でも、やはり自分の人生を語る上で欠かせない、大切な友達。
数年連絡をとっていなくても、今何をしているのかを知らなくても、それに変わりは無い。
次に帰国した時は、皆で会えるだろうか。
連絡先を探してみようと思う。


このところずっと、現在と未来の事しか考えていなかったことに気づく。
彼や他の幼馴染の事だって、忘れていたわけではないけれど(忘れられるはずもない)久しぶりに考えた。
どうして、今、この時期に、なんのきっかけもなく彼の夢を見たんだろう。
なんとなく、わかる気もする。なんとなく。

今日は久しぶりに電車に乗った。
電車に揺られ、窓の外の景色を眺めながら、懐かしい思い出に耽った。
皆、元気にしているだろうか。

そして乗った電車は、自分の目的地とは違う終着点に自分を運んだ。
# by u2k_maru | 2009-03-14 06:44 | その他

Tiger Tiger Tiger...

フリースローが届かない人がスリーポイントの練習を始めるのはナンセンスですし、
また、フリースローだけを練習していてもスリーポイントは入るようにはなりません。

物事には正しい順序があります。
自分の人生を一生使ってのんびり、というのならば、そこまで気にしなくていいのだろうけれど、大抵の事にはタイムリミットがあります(人生にもタイムリミットはありますが)。
そうなると、正しい順序から生まれる効率の良さ、というのはとても重要。


アメリカに来て、もうすぐ4年になります。
"What's up?"と言われて困っていた当初に比べれば、自分の英語は随分マシになりました。

先日受けたTOEFLでは、Writing, Listening, Readingの分野は非常に簡単に感じ、得点もそれに相応するものでした。
が、Speakingのセクションは他のスコアと比べると他の人が受けたかのような点数。
求められた事は十分に理解できたし、それなりにも喋りました。
で、この点数はないだろう、と思いTOEFL Speakingについて調べ、分析。

たどり着いた結論は、発音。
考えてみれば、自分は発音に関してトレーニングを受けたことがありません。
大して喋れないままアメリカに来て、早4年。
自分の考えや思いを言葉にすること、それを流暢に話すことに集中をしすぎて、発音に注意を払ってきませんでした。
"多少の間違った発音でも、伝わるだろう"という甘さがあった気もします。
また、ある程度の期間が経つと、相手も自分の発音の癖に慣れてくれます。

が、一発勝負のTOEFL Speaking(録音されて、採点されます)では、そうもいきません。
また、発音の正しさも、大きな採点基準になっていたようです。
受験前に調べておくべきでした。

英語というのは、唇と舌の使い方がとても重要。
いまさらですが。
そして、自分はそれがてんでダメだと言う事に、気づきました。
イマサラですが。

ほぼ毎日Skype/電話越しに話すFionaは、当然自分の悪い癖に気づいていました。
なんで注意してくれなかったの?と聞くと、
"I like the way you speak"
。。。。。。
ということで、発音のレッスンをしてもらいました。
教わった部分は、だいぶ矯正されたようですが
"I'm gonna miss it"
だそうです(itは、俺の正しくない発音)。

伝わる、というだけの英語は、自分が将来考えるプランを実行に移すには不十分。
一度着いてしまった悪い癖を直すのはなかなか大変だけれど、頑張ってみます。

発音のトレーニングの教材を車の中や、寝る時に聞いています。
「r」の音の練習をするチャプターで、Tiger Tiger Tigerと連発してました。
無意識に、あの必殺技の名前を呼んでしまいそうな自分に気づきました。

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# by u2k_maru | 2009-03-11 23:19 | その他