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再会

明日は仕事の後に空港に向かいます。
フィオナが台湾から会いにきてくれます。
前回彼女を見送ってから、一年の月日が流れました。

一年前は、アーカンソーにいました。
約一ヶ月間滞在してくれたけれど、バスケチームで実習をしていた自分はSECトーナメントとNCAAトーナメントに帯同したので家を空けなければならず、とても申し訳ないことをしました。
自分自身も、カレッジバスケの大舞台に帯同できる興奮と、フィオナを待たせている申し訳なさに挟まれて、そうとうに苦しかったのを覚えています。
今回は、チームの遠征の時期と重なっているから大丈夫! と思いきや。
事情があって遠征に帯同しない選手のワークアウトとトリートメントをチームが遠征で離れている間、担当する事に。

フィオナが来る事はヘッドのRogerも知っているので、とても申し訳なさそうに頼まれました。
予定はちょっと狂うけれど、part of this professionってヤツですので、そういって快く引き受けました。
Rogerの素敵なところは、自分が聞く前に"take your girl friend to the facility while you are working. if she want, she can stay in my office"と言ってくれるところ。
自分が働いているところを見せるのは、普段は出来ないことですし、一日2時間くらいなので、これはこれでいい機会かなって思います。

NYに来て8ヶ月くらいになりますが、仕事ばっかりで(働いているって感じは全くしないのですが)、NYに住んでるらしい事をしたことがありません。
時間もそうないですし、インターンの身であり、今後も学生をする者としては節約も大切です。
自由の女神がどこにあるのかすら知りません。

でも、この機会にNYを満喫しようと思います。
以前にも書きましたが、いつからか、経験は共有するもの、という感覚に傾いています。
行こうかな、とずっと迷っていたブロードウェイのミュージカルも、もう迷う必要はありません。
ニックスのゲームにも、チケットを準備してもらえたので招待できます。


この一年という年月は、自分とフィオナでは感じ方が違うのは当然。違う人間が違う場所で過ごしたのですから。
自分は多くの進展とそれに伴う新しい刺激に囲まれていたので、こんなことを言ったら怒られてしまいそうですが、あっという間の一年でした。
フィオナがどう感じているかはまだ分かりませんが、きっと自分が感じた1年よりも長かったんじゃないかなと。
自分を支えてくれて、待っていてくれて、そして身動きがとれない自分に代わって、前回辛い思いをさせたのにも関わらず、また会いにきてくれる大切な人に幸せな時間を過ごしてもらえるよう、柄ではないけれど張り切ろうと思います。

というわけで、次の更新は10日後です。
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by u2k_maru | 2009-03-29 13:25 | その他

big heart

15連敗。
チームの事ではありません。
たしかにチームも長い連敗中でプレイオフ進出の現実味は薄れてしまいましたが、チームの最後の一人が希望を失うまで、自分はコーチと選手を信じて自分ができる貢献をするまでです。
バスケの1on1の話です。1人の相手に対して、ここまで負け続けたことはありません。


相手は、skill developmentがメインの役割であるassistant coach、コーチK(41)。
NYで生まれ育ち、カレッジ時代はUniversity of RichmondをSweet16まで導き(彼の平均得点は20点近く)、プロとしてはヨーロッパを中心に13年間プレー。
ポジションはPG, SG。
その後はGeorgia(ヨーロッパの国)のナショナルチームのコーチや、NBAのスカウト等を経て、去年はHouston RocketsでAssistant coachを勤め、今年からは生まれ故郷のNYのチームであるKnicksのAssistant coachを勤めます。

毎日の練習後に彼は2人の選手のシューティングドリルを担当していて、自分は彼の手伝いをします。
リバウンド、パス、スクリーンだけに留まらず、ディフェンスやランニングプレーの役までやらせてくれるので、一日のお気に入りの時間の一つです。

彼は忙しいので、頻繁にというワケには行きませんが、1on1の相手をしてもらっています。
その結果が、今のところ15連敗。
とんでもない41歳です。

選手と対等にスリーポイント勝負ができるシューティング力。
スリーポイントは、自分が認識できているだけでも、3通りの足のセットの仕方、2通りの腕の振りかぶり方を、ディフェンスに合わせて使ってきます。
それに加えてドリブルのフェイクも組み合わせてくるので、打たせてはいけないと分かっていても、止めきれません。
彼は彼のムーブで攻めるというより、俺のディフェンスを読んで攻めてきます。
それも、一つのムーブを止めても、それに合わせて二つ目を仕掛けてきて、それを止めても三つめが来る。
それにこらえて完璧に止めたと思っても、体の強さでスペースを作られて、どちらの足でも踏み切れるランナーやレイアップでねじ込まれます。

ディフェンスも、俺の持ち味が全然出せません。
得点できないワケではないけれど、自分の理想の形でシュートにもっていく事は容易じゃありません。
絶妙な間合いと、駆け引き、体の強さ。
自分達の1on1を見ている周り(自分が普段一緒にバスケをする人たち)からは”Do what you do agaist us!”などと言われますが、それができないんです。
剣道をやっていた時、上段で構えるある先生を前に動けなかったのと似た感覚を覚えます。
何をしても読まれている感覚。

そして、なによりも凄いのが、なにがなんでも負けないという意思。
Mental Intensityとでもいうのでしょうか。
コートに倒れた時に、手を差し出してもひっぱたかれます。
自分だって、なんとしても勝ってやるという気持ちで挑みますが、認めたくはないけれど、威圧されます。
その意思の出所が、自分には敵わない深さがあるんです。

"too strong, too skilled, and too big heart"
彼の勝ち台詞です。15回言われました。

彼のメンタリティーは、NYのプレイグラウンドで培われたそうです。
彼の幼少時代、NYのストリートでプレイする白人は少なく、彼のプレイグラウンドでは彼以外の白人プレイヤーはいなく、1人で黒人選手に混ざってしのぎを削ってきたといいます。
学生時代、全米で最も多くのブザービーターを決めたという話を選手から聞きました。

とても無骨な感じの人で、特にプレイ中はガンガンにトラッシュトークを浴びせてくるけれど、その中に自分を認めてくれている空気があるし、冗談も言い合える、一番仲がいいコーチです。

残りのインターンの期間は、最短だと1ヶ月強。
なんとしても勝ち星を上げてみせます。
ちなみに彼は、去年Rocketsで働いている時に、a.k.a Skip to My Louに1on1で勝ったらしいです。
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by u2k_maru | 2009-03-27 11:09 | Basketball

26

26歳になりました。
20代も後半です(数字上は25からが後半なのでしょうが)。
「23」の数字が入っている自分の誕生日は、お気に入りです。

去年の誕生日は、U of AのチームがNCAAトーナメント2回戦で敗退した帰りの飛行機の中でした。
夜中に家に戻ってきた時、かなり遅かったのにも関わらず、台湾から訪ねに来ていてくれたフィオナと、当時のルームメイトだったタカオ、Dustan夫妻がプレゼントとケーキと一緒に待っていてくれました。
あれからもう一年。
大学院を卒業し、Certifiedになり、ChicagoでのATTACKでのインターンを経て、Knicksでのインターンと、盛りだくさんの25歳でした。

大学生になるくらいまでは、自分の早生まれがバスケの点で不利になっている気がしていたけど(4月生まれの同級生に比べたら、ほぼ一年の差があるわけですから)、今は他の同級生より若いぜ、って感覚になりました。
年をとりました。

両親から送られたお祝いのメールに対する"ありがとう"の気持ち、年々変わっていきます。
意味も、重みも。
年をとりました。

今年の誕生日(アメリカ時間)は、ホームゲームで働きます。
去年の誕生日同様、一生忘れられない誕生日の一つになることでしょう。
勝利をプレゼントしてもらえるますように。
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by u2k_maru | 2009-03-23 14:37 | その他

違い

暦では春になったというのに、朝起きると雪が降っていました。
昼には全て解けてなくなっていましたが、まだまだ肌寒い日が続きます。

レギュラーシーズンも、残すところ14試合。
一ヶ月を切りました。
先週のロード4連戦を3勝1敗の好成績で乗り越え、プレイオフ出場への望みを灯したですが。
その後の、今日の試合を含む、負けられないホーム2連戦を両方落としてしまいました。
その上、2試合とも今季のワースト5に入るであろう内容で。

「勝ちなれていない」
抽象的ですが、敗戦の度に良く使われていた表現です。
これは、シーズンを通してでも同じことが言えるのかもしれません。

ヘッドトレーナーのRogerは、このチームがNBAで3チームめ。
Knicksの前は、Marvericksでヘッドトレーナーを務めていました。
ドアマットチームだったMavsがカンファレンスファイナルまで進むチームになった要因を、Steve Nashがgood playerからgreat playerになるまでの話を含め、個々の、そしてチームとしての意識という点について話をしてくれました。
そしてそれが、過渡期である今のKnicksに必要であることは間違いなさそうです。

せっかくいい話を聞いたのですが、書く力が残っていません。
眠さが極限であることも、間違いなさそうです。
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by u2k_maru | 2009-03-21 14:49 | Knicks

おちゃめ

「尊敬する人は?」

と聞かれると、困る。
人のある部分に対して尊敬の意を抱くことはあるけれど、1人の人をまるまる尊敬する、というのは中々に難しいと思う。

この二日間、ボストンより迎えた客人は、自分の高校時代からの先輩である謙さん。
尊敬と愛着を同時に感じるという点では、彼はとても独特な存在です。
きっと、自分のこの感覚に、高校のバスケ部の皆は同意してくれることでしょう。
ガツガツしていない器の大きさ、ともいうのでしょうか。
ん?そもそも器の大きい人ってのはガツガツしてないものでしょうか。まぁいいや。
「みんなの謙さん」って感じですね。

彼は4つ上の先輩なので、実際に高校時代の同時期に在学した事はありません。
それでも、自分が高校生の時に彼はOBとして練習に混ざってくれたり、自分が卒業した後は東京近辺で活動するバスケチームを結成して運営してくれたり、一緒に母校に行って現役生を相手にしたりと、時間を超えてお世話になり続けています。

自分とほぼ同時期に留学してPhDを追っていますが(こんな日本語あるのか自信なし。pursue) 、お互い留学4年目にしてアメリカでの初の再会です。
相変わらずのフットワークの軽さです。

マンハッタンで合流して、さらに母校の女子バスケ部の後輩(実は地元のご近所さん)とその彼とも合流して一緒に夕ご飯。
ニューヨークに住んでるなら色々知っているだろうなんて期待、自分にしてはいけません。
マンハッタンには、試合の日以外に来ることは滅多に無いです。
皆様の期待を思い切り裏切って提案した向かった先は、紀伊国屋。調べましょう。
紀伊国屋には、井上雄彦さんのバガボンドの墨壁画があるから、足を運んだことがあるんです。
彼らにとっても思い出になるだろうと思ったのです。
喜んでくれたので一安心。
夕食は結局、目に入った中華料理に落ち着きました。

若者二人はミュージカルを観る予定だそうなので、夕食の後にお別れ。
その後は、職場を案内してから自分の家に戻って、色々と話をしました。
大先輩ですが、高校の同期のチームメイトと話しているような気分にもなるのは、それだけ謙さんが自分の事を知っていてくれているからだと思います。

帰り際に、自分の時間計算のダメっぷりでバタバタさせてしまって、とても申し訳ない気持ちになったのですが、無事にボストン行きのバスに乗れたので安心しました。
ボストンに着いたら、直行でバスケの試合だそうです。相変わらずのバイタリティー。

ハイライトは、職場を案内した時に、数年ぶりに一緒にシューティングをした事と、
電気を消してから話をしている途中に、「(徹夜して研究するくらいなら)俺は寝たい!」の()の部分を省略されて言われた事でしょうか。
会話の流れは多少ありましたが、さすがに、あれは省略しすぎです。
会話をしていて、俺は寝たい!と言われると、結構びっくりします。
かなり断定的に「寝たい!」と言われたので「あ、そうですよね、疲れてますよね」って返事しちゃいました。

とてもよいリフレッシュ+刺激になりました。
今度会えるのは、いつ、どこでしょうか。

タイトルは、かなりの内輪ネタとなっています。すいません。
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by u2k_maru | 2009-03-16 11:43 | その他

幼馴染

昨夜、幼馴染の夢を見た。

自分には、特別な幼馴染が数人いる。
昨日の夜、自分はそのうちの1人と夢の中で一緒に遊んでいた。

彼と親しくなったのは小学校の後半だったと思う。
どうやって親しくなったのかは、あまり良く覚えていない。
背が高く、足が速く、サッカーも上手い。彼は目立つ存在だった。
年上の姉の影響で、とても大人びていて、服装から聞く音楽もまた、他とは違っていた。
小学6年生で、好きなアーティストがPrince。そんなヤツだった。

彼と親しくなったことで、自分は大きく変わったと思う。
自分の子供っぽさに、小学生ながら気づいたものだ。

中学生になり、自分はバスケ部、彼はサッカー部に所属したけれど、部活で交友関係がまとまる周囲をよそに、休みを使って自転車旅行に行ったりと、楽しく過ごした。
あれから十年以上たったけれど、今でも一緒に自転車旅行に行きたいと思う。
賛成者は少ないだろうけど。(車でいいじゃん、っていうに決まってる)

同じ高校に進学する事はできたけれど、彼は専門性の高い高校に進む事を決め、さらに彼が寮生活だったこともあって、顔を合わす機会は減った。それでも、携帯電話の無かった時代、たまに彼の寮の部屋に電話をかけたりして、近況報告をしあった。
年末に、仲のいい幼馴染達で集まってお参りに行くのは恒例行事で、これは自分が大学生になっても続くことになる。

自分が最後に彼にあったのは、アメリカに渡る前、もう4年も前になる。
最後に連絡を取ったのはいつか覚えていない。
年齢も年齢だし、結婚していたとしても驚きはしない。

自分の家から歩いて数分だった彼の家には、多分違う人が住んでいるんだろう。
家を売る予定だ、というのを聞いていた覚えがある。
自分の愛犬まるがこの世を去ったように、彼の可愛がっていた犬も、おそらく。

夢の中で、自分達は空を飛んでいた。
何に乗っていたのかは覚えていないけれど、小学生の時に自転車に二人乗りをしていた時のように、彼が前でコントロールして、自分は彼の後ろにいた気がする。
夢だったけれど、純粋に楽しかった。

向上心だとか、夢だとか、目標だとか。
そういうものが一切含まれない、純粋な楽しさが、彼と過ごした少年時代にはあった。


インターネットを使えば、彼の連絡先を探し当てる事なんて、とても簡単。
しばらく連絡をとっていない幼馴染たちとも、すぐに連絡を取れるだろう。
でも、少しの躊躇が生まれる。

それはきっと、彼らとは上に書いた、純粋な楽しさを共有したから、だという気がする。
今の自分は、決して恥じるものではないけれど、あの頃とは違う。
あの頃を思い出すと、夢や目標でさえも、「欲」のように感じてくる。
それが躊躇の原因か。

でも、やはり自分の人生を語る上で欠かせない、大切な友達。
数年連絡をとっていなくても、今何をしているのかを知らなくても、それに変わりは無い。
次に帰国した時は、皆で会えるだろうか。
連絡先を探してみようと思う。


このところずっと、現在と未来の事しか考えていなかったことに気づく。
彼や他の幼馴染の事だって、忘れていたわけではないけれど(忘れられるはずもない)久しぶりに考えた。
どうして、今、この時期に、なんのきっかけもなく彼の夢を見たんだろう。
なんとなく、わかる気もする。なんとなく。

今日は久しぶりに電車に乗った。
電車に揺られ、窓の外の景色を眺めながら、懐かしい思い出に耽った。
皆、元気にしているだろうか。

そして乗った電車は、自分の目的地とは違う終着点に自分を運んだ。
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by u2k_maru | 2009-03-14 06:44 | その他

Tiger Tiger Tiger...

フリースローが届かない人がスリーポイントの練習を始めるのはナンセンスですし、
また、フリースローだけを練習していてもスリーポイントは入るようにはなりません。

物事には正しい順序があります。
自分の人生を一生使ってのんびり、というのならば、そこまで気にしなくていいのだろうけれど、大抵の事にはタイムリミットがあります(人生にもタイムリミットはありますが)。
そうなると、正しい順序から生まれる効率の良さ、というのはとても重要。


アメリカに来て、もうすぐ4年になります。
"What's up?"と言われて困っていた当初に比べれば、自分の英語は随分マシになりました。

先日受けたTOEFLでは、Writing, Listening, Readingの分野は非常に簡単に感じ、得点もそれに相応するものでした。
が、Speakingのセクションは他のスコアと比べると他の人が受けたかのような点数。
求められた事は十分に理解できたし、それなりにも喋りました。
で、この点数はないだろう、と思いTOEFL Speakingについて調べ、分析。

たどり着いた結論は、発音。
考えてみれば、自分は発音に関してトレーニングを受けたことがありません。
大して喋れないままアメリカに来て、早4年。
自分の考えや思いを言葉にすること、それを流暢に話すことに集中をしすぎて、発音に注意を払ってきませんでした。
"多少の間違った発音でも、伝わるだろう"という甘さがあった気もします。
また、ある程度の期間が経つと、相手も自分の発音の癖に慣れてくれます。

が、一発勝負のTOEFL Speaking(録音されて、採点されます)では、そうもいきません。
また、発音の正しさも、大きな採点基準になっていたようです。
受験前に調べておくべきでした。

英語というのは、唇と舌の使い方がとても重要。
いまさらですが。
そして、自分はそれがてんでダメだと言う事に、気づきました。
イマサラですが。

ほぼ毎日Skype/電話越しに話すFionaは、当然自分の悪い癖に気づいていました。
なんで注意してくれなかったの?と聞くと、
"I like the way you speak"
。。。。。。
ということで、発音のレッスンをしてもらいました。
教わった部分は、だいぶ矯正されたようですが
"I'm gonna miss it"
だそうです(itは、俺の正しくない発音)。

伝わる、というだけの英語は、自分が将来考えるプランを実行に移すには不十分。
一度着いてしまった悪い癖を直すのはなかなか大変だけれど、頑張ってみます。

発音のトレーニングの教材を車の中や、寝る時に聞いています。
「r」の音の練習をするチャプターで、Tiger Tiger Tigerと連発してました。
無意識に、あの必殺技の名前を呼んでしまいそうな自分に気づきました。

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by u2k_maru | 2009-03-11 23:19 | その他

大きな足跡

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前人未到の舞台に辿りつくという事は、大きな意味がある。
それを完遂する事は、それ以上の意味があると思う。

Columbia Universityでプレイする(今日からは、していた、と書いた方が正しいのかな)日本人初のDivision I basketball player、KJこと松井啓十郎君。
彼のカレッジでのキャリア最終戦に招待してもらって観て来ました。
(Columbiaのマスコットはライオンなので、さりげなくライオンのマークが入った靴を履き、チームカラーのブルーのTシャツを着て行きました)

彼がColumbia Universityでプレーする事が決まった時は、バスケットに強い関心を示さない日本のスポーツ新聞でさえ一面で取り扱った覚えがあります。
(自分はその頃、まだ日本にいました。居酒屋でアルバイトをしていた時期だったのを覚えています)
大げさではなく、日本人バスケットボールプレイヤーの歴史的な一歩でした。
そして、昨日の試合で4年間のキャリアを終え、その足跡を確かに残しました。

その試合の残り1.9秒は、Columbiaが2点リードで迎えた相手チームのスローイン。
NBAラインよりも遠い場所から放たれた逆転スリーポイントは、無情にもネットを弾きました。

試合後、目を赤くした彼が最初に発した言葉は、「すいません」でした。
高校、大学とアメリカでプレーした彼ですが、なんとも日本人らしい一言目。
その言葉を聞いた時、本当に「日本人」プレイヤーがDivision Iでキャリアをまっとうしたんだな、と改めて感じました。
個人のパフォーマンス、結果とともに悔いの残る最終試合だったかもしれないけれど、チームメイト、コーチ、そしてファンに4年間の労い、感謝の言葉をかけられている彼を、同じ日本人として、プレイヤーの端くれの自分はとても誇りに思いました。

「ありがとう」という気持ちを込めて、「おつかれさま」。
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by u2k_maru | 2009-03-09 13:26 | Basketball

遺伝子

後天的に得た能力は遺伝しないと言われています。
ものすごい練習を積んで素晴らしいバスケットボール選手になったとしても、それは自分の子には伝わらないという事ですね。
伝わるとしたら、人生の価値観が変わる人が多そうです。
自分も、そのうちの1人になりそうですね。間違いないです。

ある選手が、2歳になる息子を連れてきました。
顔が物凄く似ていて、彼が抱っこをしている姿は、とても微笑ましい光景でした。

もうすぐ二歳になるとのことですが。。。

めちゃくちゃに走るのが速い!
さらにフォームがとても綺麗!
トリートメントテーブル(自分の腰くらいの高さです)から飛び降りる!

2歳児って、こんなだったけ?
聞けば、這い這いのスピードも異様に速かったらしいです。

すでに、アスリートの匂いがしました。
血、でしょう。

ちなみに、この選手の父親は元フットボール選手(プロまで行ったかは知りません)で、Rose bowl(カレッジフットボールの大舞台)でMVPを受賞しています。
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by u2k_maru | 2009-03-07 12:54 | その他

バランス

性格、能力、理想。
この三つのバランスがとれていない人って、苦労するんじゃないかな。
今の自分はきっと、理想の部分だけ飛び出ているんだと思います。
それに続いて、理想に近づきたいと願う、諦めの悪い性格。
で、最後に能力が、ちょこんと。
まだ飛び出ている部分を引っ込めてバランスをとろうとは思いません。(←性格)

学べば学ぶほど、自分の無能さに気づきます。
それと同時にやってくる、自分の描く理想にたどり着ける日はくるのか、という不安。
一生勉強、とは中々に聞こえがいいものですが、それは同時に、一生自分の無能さと向き合うという事でもあると思います。
そして、それは結構しんどい事なんじゃないでしょうか。
どっかで、はい、ここまで、と区切りをつけたら、きっと楽なんだろうな、と思います。
ある程度まで行けば、その惰性でそれなりに生きていくことは可能ですから。
でも、それが出来ないであろう自分の性格は、自分がよく分かっています。
まぁ、"楽しい"という感覚がなくなった時が、引き際なんでしょう。
それまでは、多少の葛藤があろうとも、自分なりに登っていこうと思います。


進路が決定してから(もう一山ありそうな気がするのですが。理由なしの直感です)、いまいち勉強の方向性というか、やり方が定まらずにいました。
自分には足りないものが多すぎる故です。

が、とりあえずNYにいる間は、ひたすら文献を読み漁ろうと決めました。
読み方も、以前のように必要な部分を掬い取るのではなく、それこそ一字一句、言い回しや書き方にも注意を払いながら、じっくり読んでみようと思います。
当然、文献を読み理解する為にはBasic Scienceが重要であり、文献の中でも理解している事が前提となっています。
そこも、分かっている気になっていないかを確認していこうと思います。

3月だというのに、雪が降りました。
湖に戻ってきた水鳥たちが、"やべぇ、ちょっと早く戻って来すぎたか"と言っていそうです。
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by u2k_maru | 2009-03-03 14:36 | 思う事