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昨日は、新生ニックスのNBA2008-2009開幕戦。
82試合に渡る、シーズンの始まりです。
Miami Heatをホームに迎えました。

MSG(試合会場)の自分専用のパーキングパスを作ってもらったのと、試合に必要な物を車で運ぶ必要があったので、自分も車で会場入りしました。
(練習施設とMSGのあるマンハッタンまでは約1時間)
New York Cityの運転デビューです。
試合に使うものを積んでいる事もあり、一層緊張。
歩行者は信号無視で道路渡るし、車はどんどん割り込んでくるし、後ろからは煽られるし。
開幕戦への興奮以上に、無事に荷物を届ける使命感で一杯でした。
が、無事に着きました。

Heatにはシカゴで出会った選手が3人います。
中でも、特に会いたかったのは、以前のブログにも書いた、ACL/MCL/PCL/Knee dislocationという大きな怪我から復帰、トレーニングキャンプを勝ち抜いてロスター入りしたShaun。
おめでとう、と伝える機会があるといいな、と思っていたら、Visitor locker room とKnicksのロッカールームが合流する場所で、偶然遭遇。
お互いに、ハグをしてCongratulationを伝えあえました。
試合にも短い時間だったけれど登場しました。
彼の苦労と努力を一部分とはいえ見てきたので、彼のプレイしている姿には感動し、応援せざるをえませんでした。
まだ100%に戻るまでには時間がかかるだろうけれど、怪我をせずに、着実にキャリアを重ねていってほしいです。

もう一人の選手には、試合前も後も直接話すことはできなかったけれど、試合前にウチのヘッドが話をして、自分の事をShaunから聞いて会場にいる事を知っていたようです。
彼がフリースローレーンに立った時、ゴールの真下に座っていた自分に気づき、ニヤッと笑って、ウインクをくれました。自分は試合中だしKnicks側だし、手を振ったりと目だった事はできないので、ウインクを返しておきましが、第4Qの勝負がかかった時間帯に、大した余裕です。
シカゴで最後に彼に会ったときから約一ヶ月半。見事にシェイプされていて、彼のニックネームを納得させるだけの動きを見せてくれました。

最後の一人は、シカゴにいた時もそこまで一緒に時間を過ごさなかったし、今回もチャンスは無かったですが、そのプレイは圧巻。多少の精彩は書いていたけれど、さすがでした。
相手の観客を黙らせるプレイができるのは、NBAとはいえ、そういないでしょう。

試合の方は、第3Qには一時期23点差をつけて圧勝かと思いきや、第4Qに相手に40点を献上して一気に接戦に。
相手のファールゲームをうまくかわし、120-115で、開幕戦を白星で飾りました。

興味深かったのが、プレシーズンではいまいち調子の上がらなかったベテラン(8年目)の選手二人。二人ともスターティングメンバーに名をつらね、うち一人は昨シーズンのチームのスコアリングリーダーですが、プレシーズンでは昨シーズンの半分の平均得点しか記録せず、新しいコーチのシステムへの対応ができていないとか、スランプだとかメディアに色々言われ、自分も心配していたのだけれど、シーズンが始まってみれば、エンジン全開。
もともとノッた時の攻撃力が魅力の選手なのですが、最初の数本のシュートは立て続けに決めると、そのままシュートを決め続け、29得点。
”He is back”と周りに言わせてみせました。
もう一人の選手も、プレシーズンではなかなか決まらなかったスリーを効率よく決め、ディフェンス、オフェンスの両方でチームに貢献。
プレシーズンで活躍していた若手が調子を落とすなか、しっかりと仕事をしました。
ベテランの力、でしょうか。

家に帰ってきたのは、日付が変わってから。
マンハッタンの夜景をバックミラーに見ながら、勝利の余韻を味わうのは癖になりそうです。
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by u2k_maru | 2008-10-31 11:22 | Knicks

別れ

シーズン開幕まで、あと2日。
各チームは、登録選手を15人に絞らなければなりません。
毎日、~がカットされた、という核チームのニュースが流れます。

まず、前回の続きから書くと、

ニックスのTraining campーPreseasonには、ヨーロッパでのプロ経験を経た、名門スタンフォード大出身の選手がロスター入りをかけて参加していました。
スタンフォード大の三年生時には、平均得点17点、3PFG%は40%以上という立派な成績を残しています。(カレッジの17点は、NBAでの25点相当にあたる気がします)
けして身体能力が高いわけではありませんが、頭を使ったプレーと、的確なアウトサイドショットが持ち味で、日本人のお手本になる選手だな、と思ってみていました。
スタンフォードで、バスケットボールだけでなく学業面でも立派な成績を残した彼は、ESPNのAcademic Honorも受賞しています。
物凄く礼儀正しい青年で、練習態度も素晴らしく、誰からも好かれていました。
自分にとっても、家族の事から、お互いの恋人のことまで、一番よく話をしていた選手です。
彼が解雇を言い渡されたのは、プレシーズンゲームの最後の2試合目、遠征先のNJ。
後から知りましたが、彼が解雇を言い渡されたのは試合前だったようです。
そして、最後の最後でコーチにチャンスを与えられて、数分間だけNBAのコートに立ちました。
リバウンドが仕事の選手ではないけれど、必死でリバウンドに飛び込むその姿、
絶対に間に合わない、相手のスリーポイントへのチェックに必死で距離を詰める鬼気迫る表情。
唯一得た、2本のフリースローは、両方とも外してしまいました。
彼は初めてNBAのコートに立ってプレーをしているとき、これが最後だと知っていました。
そのプレッシャーが、彼の正確なシュートを狂わせたのでしょう。
翌日、自分を含め、多くの人が彼の解雇を知ったときには、彼はもう練習施設には現れませんでした。
チームメイトやスタッフに、気を遣わせまい、という彼らしい心遣いをしたのだと、勝手に思っています。
電話をかけて、別れを言う事もできましたが、彼の決断を尊重したくて、やめました。
別れが言えなかった分、彼のこの先のキャリアの武運を祈ります。

そして今日。
最後の一人が解雇を言い渡されたようです。
自分は、さっきチームのHPで確認しました。
ドラフトされた順位は2順目と特別大きな評価は受けていませんでしたが、素晴らしい身体能力とそれを活かしたディフェンスが持ち味で、練習でも見事なブロックショットをみせ、何度もダンクを叩き込んでいました。
先日の最後のホームでのプレシーズンゲームでは、20点差をつけられた第4Qに登場し、2本のダンクを含む、放ったFGを全て決め、1点差まで詰め寄る立役者となる活躍をみせました。
彼はニューヨークにとって特別な存在であり、とてつもないプレッシャーを身に受けていましたが、プレーでそのプレッシャーを、歓声に変えました。

彼のトリートメントは自分がほぼ任されていたので、話す機会も多かったです。
自分の作るアイスバッグを、the coldest icebag everと、嫌がりながらも毎回毎回褒めてくれました。
アウトサイドのシュートに改善の余地がある彼のシューティングを個人的に手伝う事もあり、自分も一つ一つ、それこそ魂を込めてパスを出しました。
自分の出すパスがいい、という事をコーチ陣に話してくれたり、アイスバッグのことをトレーナー陣や他の選手に話してくれたりしてくれたりと、自分が周囲に認めてもらえる橋渡しをしてくれました。

彼には、お別れが言えるでしょうか。
さよなら、と それ以上に、「ありがとう」といいたい。
もう彼のトリートメントをする事も、シューティングを手伝う事もできない。
ビジネスとはいえ、簡単には割り切れません。

彼の解雇に対するKnicksファンの怒りは、既にもの凄いことになっています。
先日のゲームでの彼の活躍も、それに油を注いでいます。

彼がニックスのユニフォームを纏った、最後のダンク。
ESPNのトップ1にも選ばれた、彼の魂のこもった一撃。


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by u2k_maru | 2008-10-28 13:17 | Knicks

文武両道

"Someday, basketball will stop bouncing"

去年、自分がまだアーカンソーにいた頃に読んだ、バスケットボールの雑誌でインタビューを受けたプレイヤーの言葉です。
「バスケットボールプレイヤーでいられる期間は限られている」という意味です。
そして、これは大学進学を控えた高校生プレイヤーの言葉。

雑誌にインタビューをされる事から分かるように、バスケットの腕も確かで、幾つもの有名校からのリクルートされていました。
ですが、彼がインタビューされた理由は、それだけではありません。
むしろ、彼の学業での功績が注目された理由だと感じました。

アメリカの教育では、日本以上にGPA(A=4, B=3, C=2, D=1と換算した平均値)に重きが置かれているように感じます。
自分は、恥ずかしながら日本の大学を卒業するときに自分のGPAを知りました。
というか、GPAの存在を知りました。。。

アメリカでは、高校でもGPAがつけられます。
そして、このプレイヤーは、4.0。つまりオールA。
インタビューの中では、授業中でのリーダーシップや発言に対するクラスメイトや教員の言葉を引用されていて、ただ、テストでいい点がとれる学生ではない事が伺えました。

そして、彼は冒頭の言葉を言い、大学選びは、その大学の学業に重点をおき、医学を学ぶことも考えている、と話していました。

そんな彼のニックネームは、Dr. ~(名前は忘れちゃいました)。
彼は今、どの大学でプレーしているのでしょうか。


アメリカの学生アスリートは、NCAA(学校?)が定める一定のGPAをキープしなければ、プレイする資格を奪われてしまいます。University of Arkansasには、学生アスリート専用の学習施設があり、そこでチューターが付き、study hallという義務付けられた勉強時間が選手に与えられていました。

競技特性もありますが、基本的に学生アスリートは、他の学生に比べて勉強時間を確保するのは難しいです。当然、体力的にも負担はかかりますし。
ですが、成績をキープできずにプレイ資格を奪われてしまう選手がいる一方、学業面でも、立派な成績を残す選手も沢山います。
GPAを3.0以上キープした選手は試合の前に表彰されたりもしますし、小さなトロフィーも渡されます。モチベーションの一つになるでしょうし、いい仕組みだな、と思います。
ESPNも、Academic honorといって、優秀な成績をおさめた学生アスリートを表彰します。

Arkansasのある教授の調査によると、女性の学生アスリートのGPAは、一般の学生よりも高く、生活面でのトラブルも少ない、というデータがありました。
これは興味深かったです。


さて、ここまでは、本当に書こうと思っていたことの前置きなのですが、長くなってしまったので、ここで一旦切って、次のエントリーに本題を書くことにします。



朝は息が白く見え、車のフロントガラスも凍り始めました。
秋は足早にすぎて、冬の到来を感じます。
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by u2k_maru | 2008-10-27 08:18 | Basketball

GREと家の人たち

GRE(アメリカの大学院に出願するのに必要な、英語、数学(算数?)、ライティング)を受けてきました。
約一年前にも受けてあるのですが、その頃とは目標も変わっているので、それに伴い要求される得点も変わりました。
けして安くない受験料ですが、ここは必要な投資。
今回は、特に、というかほぼ全ての時間をライティング対策に使い、テストでは、それを発揮できた感じです。
他の部分では、うまく集中力やらなんやらで、前回の得点を超えられるかな、と甘く見ていましたが、前回とほぼ同じ結果でした。うまく出来ています(テストが)。
相変わらず、半年後の行き先が未定な生活の繰り返しですが、目標は明確だし、それに向けての準備も整いつつあるので悪くありません。

そういえば、テスト中の科目と科目の間に、一度コンピューターが止まってしまいました。
テストセンターの人は、ちょっと頼りなさげな人だったのですが、助けを呼びました。
彼女は、おそらくマニュアルどおりに、いくつかのキーを押したりしたのですが、何も起こらず。
すると、同じキーを連打し始めました。信号待ちのボタンを連打する人みたいに。
当然、連打したところで信号が速く変わらないのと同じく、効果はなしです。
手ごたえのあったライティングの後だったので、取り消しになったりしないかと心配になり、キーを連打する彼女をなだめて、別の担当官に助けを求め、解決。

家に帰ると、リビングルームが随分と飾られていました。
Happy birthdayのバルーンをみると、どうやら、誕生日パーティーのようです。
今朝、テストを受けに行く前に、ドイツ人のハウスメイトが、家主(一緒に住んでます)が今夜パーティーをするから、と自分のキッチン用具やら食料を避難させていたのを思い出しました。
というわけで、現在、リビングルームでは大音量が鳴り響いています。
スペイン系の奥さんの誕生日らしく、ゲストはみなスペイン語を喋っています。
年齢層も結構高めなのですが、大音量のBGMはニックスの選手達が筋トレをする時と同じ音楽。少し面白いです。

家主のカップル(ペルー出身とキューバ出身)は、いい人達ですが、時間をあまり気にしません。
旦那さんは、日本で流れるアメリカの通販番組にでてくる人みたいな笑い方をします。
よく笑う人で、それはとてもいいのだけれど、深夜にリビングルームでHahahahahaとやられると、目が覚めます。
スムージー好きな彼らは、夜中の2時だろうと3時だろうと、ミキサーをぶっ放します 笑
これもまた、目が覚めます。
まぁ、自分としてはNYにしては安い家賃で済ませてもらっているし、共同生活の一環ですから、まぁいいか、という感じですが、先に書いたドイツ人のハウスメイト(女性)は、いつもブツブツ言っています。
彼女と、家主の奥さんは仲が良くありません。いつもピリピリしてます。
今夜、この大音量に彼女がブチッとならない事を祈ります。

とりあえず、GRE受験が明日じゃなくてよかったです。
が、明日は日曜日といえど仕事はあるので、このパーティーがあまり長引かない事を地下室から祈ります。
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by u2k_maru | 2008-10-26 08:06 | その他

2連戦

この二日は、New JerseyでのNets戦と、ホームでのCeltics戦の二連戦。

New Jerseyは、練習施設からバスで移動。
初めて見ました、ベンツのバス。
それに乗ったのは、自分を含めてわずか5人。なんという贅沢。
選手達は、各々の車で現地入り。

New Jerseyでは、Head trainerのRogerが、NetsのHeadに紹介するから、といって相手のAT roomに連れて行ってくれました。相手のHeadにはもちろん、そこであったNetsの選手一人一人にも自分を紹介してくれて、ここまで面倒をみてもらえている事に改めて感謝です。
Chicagoで約3ヶ月を一緒にすごした2選手にも再会できたのも嬉しかったです。

試合は、まだプレシーズンではありますが、圧勝。
Netsはスタメンに新メンバーが二人いることもあるせいか、まだプレイが確立していない印象を受けました。PGがそうとうフラストレーションを溜めていましたから。
7フッターフォワードの中国人プレイヤーは、精細こそ欠きましたが、あのサイズであれだけシュートが打てるのは脅威です。数年後には結構なレベルの選手になっていそうです。

日付が変わる頃に帰宅して、翌日の今日はホーム戦。
昨シーズン王者のCelticsには、ボコボコにやられました。
前半のFG%、30% (3Pはなんと一桁%)では勝てるわけもありません。
走りに走るスタイルの二連戦には、まだ対応できない感じです。
オフェンスのシステムが、昨シーズンのニックスに戻ってしまった感じ。
こういう試合を、プレシーズンで経験できたことは、チームにとってプラスでしょう。


試合の日は、練習施設に8時ごろ着いてトリートメント+軽い練習。
その後、試合会場に5時間前に移動して準備をして、試合、試合後のトリートメントをすると、帰宅するのは日付が変わる直前か、変わった後。
この2日間は30時間近くチームと一緒にいます。
それプラス、現在16連勤中。
それでも、毎日楽しく働けているのは、幸せな事です。


さて、今週末には、それに向けて時間を割くべき事があるので、ブログの更新を今週は控えます。
よい一週間を。
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by u2k_maru | 2008-10-22 14:33 | Knicks

NBDLトライアウトと再会と出会い

冷え込んできました。
ニューヨークの木々は色を変えています。
日本は紅葉の季節が始まるころでしょうか。

昨日と今日、Knicksの練習施設にてNBDL(去年まで田臥選手が所属したリーグ)のトライアウトがありました。

そこで3年ぶりに再会した、一人の日本人PG。
彼の名は、栗原祐太。
彼の名前を知っている人はどれだけいるでしょうか。
出会いは、7年前の早稲田大学バスケ部の一般入学者の為のトライアウト。
そう、彼はいわゆるバスケエリートではありません。

それから4年、大学を卒業した自分はAthletic trainerになる為にアメリカに。
彼はPro basketball playerになる為にアメリカに渡りました。

自分はMinnesota、Arkansas、Chicagoを経てNYに。
彼はL.A.から始まり、マイナーリーグのチームで各地を周り、NYに拠点を。
こうして再び出会いました。

彼の活動、活躍はブログをチェックして確認していました。
Basketball playerとして生きれるのならば、そうなりたかった。
それにチャレンジし続ける彼の姿は、大きな刺激であり、また、彼が彼自身の事を「一般人」と呼ぶように、名の知れていなかった(気を悪くしたら、ごめん)プレイヤーが、どこまでいけるのか、を託した希望でもあります。

今回のトライアウトは残念ながらNBDLといえど質の高いものとは言えず、
発足一年目のチームという事もあるのだろうけれど、コーチ陣の意図が見えないものでした。
意図が見えないから、点を獲ってなんぼ、ブロックショットを決めてなんぼ、つまりは目立ってなんぼ、になってしまいます。
スクリメージも、ピックアップゲームをみているような感じでした。
シカゴでのトライアウトもそうだったけれど、この類のトライアウトでは、パッシングやスペーシングでゲームを創るタイプのPGには厳しい環境です。
それでも、アメリカでの経験と順応を感じさせる彼のプレイからは、時間と彼がかけてきたものの重みが感じられました。

彼を応援しに来てくれた友人達(彼らも、バスケットボールに携わっています)にも出会う事ができました。
栗原をはじめ、こういう人たちとの出会いのチャンスが大きいだろう、というのがNYに決めた理由の一つでもあります。
そして、その理由と決断は間違いではありませんでした。
この先、大きな膨らみを生むかもしれません。

ATとしては、幾つかの出血と軽い肉離れといった類の怪我しか起こらず、平穏でした。
いきなり全体のウォーミングアップをやってくれと頼まれたときは驚きましたが、Arkansasのメニューをぱっと思い出して、慣れている振りをしてこなしておきました。
前回のトライアウトをカバーした経験もあり、トライアウトに来る選手への対応も上手くできたと思います。
選手の聞き分けが格段に良かったのは、Knicksポロシャツのせいが9割でしょうが。

限られた時間でチェックしたところ、自分の想像通り、ハードなトレーニングを繰り返している彼の体には大分ガタが来ていたので、お互いの時間が合うときに、少しでも手助けができたら、と思います。
走り方もすこし改善すればもう少し速く走れそうでしたし。
とりあえず、今は14連勤なので次の休みを待ちましょう。


彼のブログはこちら→「一般人

バスケットボールプレイヤーにはもちろん、そうでない人にも、彼のストイックな姿は大きな刺激になると思います。
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by u2k_maru | 2008-10-19 12:34 | Basketball

ホーム初戦

昨夜は、今シーズン、最初のホームゲームでした(Pre-season gameだけど)。
午前中、練習場で軽いシューティングやプレーの確認をしたあと、一度解散。
選手達は、試合開始前の2~3時間前に会場入りします。
自分は、ヘッドトレーナーのRogerと一緒に、彼の車でMadison Square Gardenに向かいました。

実は、車の中での彼との会話が、試合で働いた経験よりも、印象に残っています。
あとで、ちょろっとだけ書きます。

3度目のNBAの試合は、観客ではなく、スタッフとして。
ミネソタにいた留学最初の一年目に、Wolvesの試合を2度観にいったけれど、その時は自分がコートで働くことは想像できなかった。
仕事内容は、Head trainerと、Assistant trainerのサポート。
毎日一緒に働いているので、初めての試合とはいえど、注意を払っていれば彼らが何を頼もうとしているかや、何を必要としているか、言われる前に、大体は予想がつき前もって前もって働けたと思います。
それは、選手達を相手にしても、同じです。
MSGは、とても古い建物なので、中の施設も結構古いし、最低限のものはあるけれど、という感じでした。
これにはSunsから来たコーチたちも驚いていました。
仕事中は写真をとらない主義なので写真はありませんが、前もって「大したことはないぞ」とRogerに言われていたけれど、それでもちょっと驚きました。

相手の76ersのエースプレイヤーは、ATTACKのクライアント。
彼は自分を覚えていて、アップ中に寄って来てくれたので、少し話す時間がありました。"You are everywhere”と笑っていました。
シカゴで会ったときは、オフシーズンだったこともあり、それほど強い印象は受けなかった彼のプレーだったけれど、昨夜は、ばっちり仕上がっているようでした。
試合は、116-109で負けてしまい、ホーム初勝利をあげることはできなかったけれど、3P 15/32 にFG% 47とオフェンスの数字は良かったし、アシストの数も多く、合計得点も3戦連続の100点オーバーと、狙っているプレイスタイルは表現できています。
地元メディアも、予想以上に新コーチの攻撃型バスケに順応できている事に驚いています。

車の中での、Rogerとの話。
仕事の話から、てきとうな話までいろいろと話をしましたが、その中で印象にのこっているのが、
”自分はNBAで働いていて、人はNBAのトレーナーなら何でも知っていると思うけれど、実際はそんな事はない。高校や大学で働いているトレーナーには、自分よりも知識のあるトレーナーが沢山いる。自分は、自分を今のポジションに導いてくれた人に恵まれていたから、この仕事ができている”
と言っていました。謙虚ですね。
自分の今のポジションに対する考えも、100%同じです。
ましてや、ATC一年目のインターンです。

その後も、職業観について話をして、なぜインターンのポジションに自分を選んでくれたのかが、分かった気がします。
だからこそ、彼の期待を裏切らないように働き続けます。

7時半に試合開始で、帰宅したのは日付が変わる直前。
朝の8時に練習場についた事を考えると、けっこうな時間働いたようです。
今朝起きるのが、ちょっとキツかったです。

今週末は、NBDLのトライアウトが、練習施設で開かれるので、それをカバーする事になりました。
日本人プレイヤーに会う機会はあるでしょうか。
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by u2k_maru | 2008-10-16 07:43 | Knicks

Physico Therapist

ちょっと英語になれてきたかな、と思っていた頃、帰国する飛行機の中でハリーポッターを観て、凹んだ思い出があります。
イギリス英語。


イギリス人のセラピストが、施設を訪れました。
イギリスでは、Physical Therapistではなく、Physico Therapistと呼ばれているそうです。
ニックスのAssistant trainerは、ATC/PTなのですが、あまりManual therapyには重きを置いていないので、Manual therapyのスペシャリストをチームに、という考えの下、このPhysico Therapistが面接(というかゲスト扱いでした)に来ました。
かなり名のしれた人らしいです。

Head trainerのRogerは、ニックスに来る前はダラスマーベリックスでHead Athletic trainerとして働いていて、その時にはカナダからのManual therapistがチーム専属でいたそうです。
カナダ出身の、あの選手つながりだそうです。
Manual therapyにおいては、(アメリカから見て)海外の方が先を行っている、というのが彼の意見。
今回も、イギリスですし。


Planter Fasciaisisに悩まされているAssistant coachを実験台(?)に、Team physicianや、その他のスタッフが見る中、彼のアプローチを拝見できました。
まぁ、テストみたいなものだったと思います。

非常に面白かったのが、神経に対してもアプローチをする事。
Syatic nerve(坐骨神経)に対してのアプローチを見せてもらったのだけれど、実際に彼の施術後は、痛みに制限されていた可動域がかなり変わりました。
神経をストレッチする、なんて発想がありませんでした。

彼の施術を見る中で、色々な疑問が沸いたので、彼の帰り際に話す機会をもらって、いろいろと聞いておきました。
最終的には、イギリスに来なさい、と言われましたが。

彼の持参した推薦状のコピーを頼まれたのですが、やはりイギリスとだけあって、サッカー関連の組織からの推薦が多かったです。
あまりサッカーに興味のない自分にですら分かるチームの名前がいっぱい。
彼の書いたペーパーのコピーをもらいましたが、プロフィールを見ると、かなり大きな舞台で活躍してきています。

確実に、自分の感心はInjury assesmentよりも、Chronicな症状に対するManual therapyに寄って行っているので、彼と毎日一緒に働けるようになるといいです。
大きな組織で働いている事の、メリットです。

その後で、Assistant trainerと話をしました。
関節(骨)にアプローチをしたいなら、それを動かしている筋肉にまずはアプローチをするべき、そして筋肉にアプローチをしたいなら、それを支配している神経にアプローチをする。
そう考えるならば、神経へのアプローチは、まず最初に行われるべきものかねぇ、なんて感じで話をしていましたが、実際はどうなんでしょうか。


やはり、イギリス英語は違いました。
Basicalyを、カタカナ表記すると、バイシカリーって言います。
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by u2k_maru | 2008-10-13 11:41 | Knicks

大事な時間

今自分がいる場所は、自分が憧れ続けていた、目指していた場所。
でも、シーズンインターンという身分柄、OPTというビザの関係上、今いる場所に留まり続ける事は不可能だし、ここに満足しているわけにはいきません。
5月でOPTという、卒業後一年間有効な労働ビザが切れてしまいます。

今は、仕事と並行して、今シーズン後の進路を考え、頭を悩ませる毎日。
インターンと、自分の好きな勉強だけに集中できたら、どれだけ楽だろう、と思います。

やはり、半年後の行き先が決まっていない、という状況はストレスになります。
OPT期間が始まったばかりの時も、まだATTACKでのインターンもKnicksでのインターンも決まっていませんでしたから、似ているような状況でした。
が、今回の場合は決まらないことにはアメリカに残る事すらできない、という事実が大きな違いです。

そんなストレスを和らげてくれる存在の一つが、やはりバスケ。

仕事の後、一人でシューティングをしていても、自分の体の感覚に神経を集中して目の前にあるゴールにボールを通すことだけを考える。
Mikeと1オン1する時は、その瞬間瞬間に反応するやり取りに「考える」という概念もなくなる。

今もそうだけれど、昔から、他の事をまったく考えない自分になれる時間に、本当に救われてきたと思う。
そんな事を、今日改めて思いました。


今日のMikeとの1オン1は1勝4敗。
敗因は分かっています。
自分は、1オン1をやるときの勝ち負けにはあまりこだわりません。こだわれません。
ここが負ける根本。
例えば、どこから打っても1点というルールのMikeとの1オン1ではスリーを打つ意味はありません。
でも、自分は打ちます。実際のゲームならば3点ですから。
後1点で勝ち、というシチュエーションで、Mikeにスリーを打ってみろ、と挑発されてオープンになったら、打ちます。
同じ状況だったら、彼はポストプレイで高確率の1点を取りにきます。
ここが、彼に勝てない大きな理由の一つ。
自分にとって、1オン1は練習であって、勝ち負けはあくまで結果。
もちろん、負けたら凄く悔しいですけれど。
スピードで確実に勝てる相手にスピードを使って勝ったのでは、上手くなれません。

と、ここまで書いて、あ、バスケをしている時も、考えてはいるな、と気づきました。
上に書いた、「考えるという概念もなくなる」というのは嘘みたいです。

つまりは、将来や過去の事ではなく、その一瞬一瞬だけに集中できる時間が、自分にとって、とても大切、という事です。


Pre season第二戦、ニックスは見事な勝利を収めました。
第1Qで16点のビハインドを追ったけれど、最後は110得点のハイスコアで新生ニックス初勝利。
まだプレシーズンなので、相手のさじ加減に勝敗は左右されるけれど、自分たちのバスケットは、予想以上にしっかり出来ています。

次は、ホームでの初試合。
ニックスファンに、勝利で挨拶できますように。
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by u2k_maru | 2008-10-10 13:15 | Basketball

pre season 第一戦

対Tronto Raptors。

相手のホームコート、カナダでの試合。
自分はお留守番で、残った選手のワークアウトと、トレーナー陣が忘れ物をしたり、Faxが必要な時の為に、練習施設に一日いました。

ニックスのゲームは、MSGというチャンネルがホーム、アウェイの全てを放送してくれるみたい。
自分の部屋には、施設から頂いたテレビがあるのだけれど、家にケーブルが無いことが発覚したので、施設に一人残って気合を入れて応援しました。

Pre seasonとはいえ、新生ニックスにおいては大事な大事な一戦。
相手のRaptorsは、Chris BoshとJamain O'nealの豪華なフロントラインに、アシスタントコーチが”Nashレベルの選手になる可能性がある”と評価するスペイン人PGのCalderon、2006年のドラフト一位選手の7フッターのイタリア人SFのBargnani、リーグ屈指のスリーポイントシューター、他のロールプレイヤーもいい選手が揃っている、実力のあるチーム。

今年のニックスが目指すのは、コーチのMike D'antoniがSunsでやってきた、"7 seconds left"、ショットクロックを7秒残すテンポでの超攻撃型バスケットボール。
練習も、このスタイルに合わせて走るドリルを中心に行われてきました。

ゲームの初盤は、アップテンポを意識しすぎたのか、最初のパスでシュートを打つパターンが多く、成功率が上がらないスタートだったけれど、セカンドユニット(ここがニックスの強みだと思う。オールスターに選ばれる選手は出ないかもしれないけれど、スタメンが下がっても同じ力かそれ以上のパフォーマンスができる選手がベンチから出てくる)の活躍もあり、前半を終わって60点という狙い通りのハイスコアリングゲームを展開しました。
最初に放った12本のスリーが全て外れた事を考えると、凄い数字です。

第3Qに失速して、最後は2点差で負けてしまい、新生ニックスの初勝利はならなかったけれど、狙い通りのプレイは出来ていたと思うし、改善点も見つけて修正(特に、先発PGとSGが機能しなかった)していくだろうし、今シーズンに期待できる内容だったと思います。

(負けてはしまったけれど)今日のMVPはDavid Lee。
Univerisity of Florida出身の白人PF/C。
上背はそこまで無いけれど、とても頭のいいプレイヤーで、考えてリバウンドを取れるし、高確率のシュート(今日は9/13で22得点 9リバウンド)、オフシーズンに力をいれたというぺリメーターからのシュートも効果的に決まっていました。
今日はパスもできる、という事をみせてくれました。
シーズン中に、一度はトリプルダブルをするのではなかろうか。

チームへの影響が色々と議論された、チーム最高年俸選手のStephon Marbury(契約最終年の今シーズンは、なんと22ミリオン)。自分勝手、チームを勝ちに導けないPG、というレッテルが貼られてしまっているけれど、今日のプレイは見事でした。
ドライブの力が素晴らしいので、そこからキックアウト→スリーという流れを上手く作り出していました。今日はシューター陣の調子が最悪だったので得点には結びつかなかったけれど、今日のプレイスタイルを続けてくれれば、元々能力はあれだけの年俸をもらうだけの選手なので頼もしい限り。
色々とメディアには書かれているけれど、自分の事をすごく気にかけてくれるし、練習中の細かなドリルにも真剣に取り組む姿を見ていると、プレイでチームを勝利に導いて周りを黙らせてほしい、と強く思う。

そして、Super Humanという異名をとる、Nate Robinson。
172cmにしてスラムダンクチャンピオンになったこの選手は、今日も強烈なダンクをしてくれました。コーチD'antoniがメディアに対して名指しで褒めるように、練習中も素晴らしい動きを見せています。
NBAで働いて長いヘッドトレーナーも、今までで見てきた選手の中で一番の運動能力だ、と言います。
大抵、20cmかそれ以上のミスマッチになるけれど、速攻で体をぶつけてスペースを作ってレイアップでフィニッシュできる体の強さと、凄まじい運動能力で十分にカバーできています。

なんだか、だらだらと書きすぎてしまったので、先シーズンのNateがやった、身長差50cmブロックを載せて、終わりにします。
餌食となったのは、The Great Wall、Yao Mingです。


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by u2k_maru | 2008-10-09 12:28 | Knicks