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カテゴリ:ATTACK ATHLETICS( 11 )

ATTACK ATHLETICS

先週の金曜日、約3ヶ月間お世話になったATTACK ATHETICSでのインターンを終了しました。
時期的にも、クライアントである選手達がそれぞれのチームに戻っていく時期だったので、タイミングは悪くなかったと思います。

ここで学んだことは、計り知れません。

D. Wadeの肩のリハビリを担当した事で知られているPTのDaveからは、多くのmanual therapyを、時には特別に時間をとってもらって教えてもらったりして、それまでの自分になく、欲していた、選手の痛みや不快感を取り除く力をつける事ができたと思います。
もちろん、レベルはまだまだ大したものではありませんが。
自分は結局ニックスを選びましたが、彼の元での仕事もオファーしてくれる等、とてもいい関係が築けました。

そして、Tim Grover。
まだ日本にいた頃に読んだ彼の著書、「Jump Attack」は確実に自分のバスケットスキルを変え、そしてそれはアメリカでの自分の位置を確立する大きな助けになりました。
そして実際に彼の元で働ける事になり、たった三ヶ月間だったけれど、何が彼を特別にしているか、を肌で感じる事ができました。

先週、自分が8時前に仕事場について、指紋で反応する駐車場の門が開くのを待っていると、施設の周り(柵の外)のゴミ拾いをしている人影を見ました。
それがこの施設の主であるTimだと分かった時には驚きました。
他のスタッフが通勤する前に、手袋をし、ゴミ箱を片手に施設周りの掃除をする。
ごみ拾いなんて、インターンの自分に命じてしまえば、自分の手を汚さなくて済むし、普段あんなに忙しい自分のメインの仕事に時間を割ける。
でも、彼はそういう事すら、全て自分でやります。
やる事が、すべて徹底しているんです。内容に問わず。

家で行われたパーティーに招待してくれたり、”お前は痩せ過ぎだ、もっと食べろ”と食べ物を持たせてくれたりと、仕事以外でも、とてもよく面倒をみてくれました。

多くのNBA選手に接する事ができ、しかも自分に責任を持たせてもらって彼らのケアをする事が出来たのも、他では出来ない経験です。

ニックスでのインターンを決定付けられたのも、彼の最後の一押しがあったからだと思っています。

ニックスでのインターンも、その先のキャリアも、彼の元で働いたという事実に恥じないよう、プロ意識をもって進んでいきたいと思います。



さて、ニックスのインターンが決まりましたが、この結果に至るまでの過程を、別のブログにこっそりと約一年間、記録してきました。
自分の記録としての目的もありますが、それと同時に、自分と同じ目標を持っている人、これから持つ人に参考になれば、と思い、結果はどうであれ(幸い、たどり着きましたが)公開するつもりでした。

名前は、「半熟卵」というぬるいタイトルのこのブログとは違い、ちょっとかっこつけました。
「夢を追う」という意味の中国です。(英語のタイトルは自分に似合いません)

興味のある人は、こちらへ。
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by u2k_maru | 2008-09-09 02:40 | ATTACK ATHLETICS

環境

NBAプレイヤーが、プレイタイムや経験、そして好条件を求めてヨーロッパをはじめとするチームに移籍する動きがあります。Lebronを狙っているチームもあるとか。
将来を有望視されていた、とある高校生のプレイヤーも、NCAA やNBAではなく、ヨーロッパのチームで来シーズンはプレイするそうです。

こうやって、(アメリカから見た)海外でプレイする選手達をOverseaと呼んだりします。
Attack Athleticsにも、数名overseaのクライアントがいて、彼らはギリシャ、トルコ、イタリアといったヨーロッパの国を転々としています。こう書くと、苦労人のような響きになりますが、とある選手は先シーズン、1milion(約一億円)を稼いだそうです。
トップリーグのエリートチームになれば、スタジアムやサポーテイングスタッフをはじめとするNBAの環境と、なんら遜色ない、と言っていました。
ある国では、彼に合法的にプレイしてもらうために、非合法でパスポートを作ってくれたとかなんとか。
彼らのバスケットの能力も、NBAのプレイヤーと十分に張り合えるだけのものがあります。
その境は、きっと外から見ている自分には分からない厚さがあるんだろうけれど。

先日、イリノイ州のMister basketballの次点に選ばれたという(周りの評価では、彼が選ばれるべきだったらしい)高校生が施設を訪れました。
クライアント達のピックアップゲームが終わった後に、色々な選手に1オン1を頼んでいました。NBAの選手達は引き続きトレーニングがあったので断られていましたが、overseaの選手をはじめとするプレイヤー達は彼の挑戦を快く受け入れました。
彼は一人でドリブルやシュートをしている時にみて、いいものを感じとれましたが、まだ線の細い180cm位の17、8の少年が、NBAではなくてもプロの選手を負かすとは思ってもいませんでした。
正確なアウトサイドのシュートに、それを最大限におとりにしたドリブルと、切れ味のするどいクロスオーバー。自分の持っている能力の組み合わせ方の上手さが光ってました。
彼が負かした相手には、先に書いた一億円を稼いだ選手も含まれます。
(もちろんプロの選手達は疲労していたし、多少の手加減もあったかもしれない。例えばプロの選手が体格の差を使ったら、勝負にはなっていなかったと思う)
すごい才能がゴロゴロしています。


環境というのは、ひらめきに大きな影響を与えると思う。
Attack Athleticsで働いている時には、将来やりたい色々な案が出てくる。
きっとそれは、施設に、選手達に大きく刺激を受けているから。
でも、それを帰りの車の中で考え直すと、あまりに現実味がなかったり、ひらめいた時ほどの興奮を感じなかったり。
自分ひとりだけれど、環境が変わって別の自分が見直しをしてくれるのは良い事かもしれません。
お金の為にビジネスをするのではなくて、ビジネスをする為にお金がいる。
案はまだまだ温める時のようです。
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by u2k_maru | 2008-08-13 09:07 | ATTACK ATHLETICS

一緒に働くということ

チームワーク。
その大切さは、使い古される程に色々な例えや表現で強調される。
実生活は算数ではないので、1+1が2になることは稀で、3になってみたり、はたまた1以下にもなりうる。

Attack Athleticsでは、基本的に3つのprofessionがクライアントをサポートします。
(クライアントにも契約によってランクがあって、この3つのサポートをフルに受けられるのはプロの選手)
ウエイトトレーニングやシューティングドリルを担当するTimをはじめとするスタッフ、
クライアントのインバランスを修正を担当、Physical Therapist のDave、
“Performance enhancement massage”を自称するマッサージセラピストのM。

クライアントを共有する難しさ。
例えば、Daveが評価の下にover active(働きすぎ)と判断した筋肉をリリースしたのに、Mはその直後にactivate (活性化?)させる運動をさせてしまったり、
自分達はover useと判断したものの、トレーニング担当のスタッフはそこに焦点を当てたトレーニングをさせていたり。

コミュニケーションが取れていない、という簡単な問題ではありません。
コミュニケーションは、同じバックグランドがあれば有効なのだろうけれど、それぞれ違ったバックグラウンドを持つ専門家達となると、その難易度はグンと高くなります。
理論を重視する人もいれば、経験を重視する人もいるし、それぞれにあるプライドもまた壁となります。

例え、同じAT同士だったとしても、それぞれのスタイルはあるんでしょう。
意識の高い人同士だったら、なおさらその傾向は強くなるはずです。

(Timはこの辺りにも気づいているようで、頻繁に意見を聞いてきます。
自分や、Daveのアシスタントの学生の意見にも耳を傾ける姿勢は、素晴らしいと思う。)

このシステムができてから、まだ一年位らしいので、まだ発展途上なのでしょう。

今自分が見ている状況は、自分が一人きりで働かない限り、将来、かならず直面する。
その時にどれだけ柔軟かつ芯のあるプロになっていられるか。
そしてそういう同僚を持つ事ができるか。

もうすぐ八月です。
自分にとって、この留学生活の最大の転機になり得る月がすぐそこまで。
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by u2k_maru | 2008-07-30 09:11 | ATTACK ATHLETICS

人の体と馬

金曜日。
自分がシカゴに来てからずっとお世話になっている、まささんを仕事が終わった後にAttack Athletics に招いて一緒にシューティング。まささんは、UIC(University of Illinois at Chicago, Division Iの大学で、Attack Athleticsから10分ほどの距離)でフルタイムATとして働ていて、自分が来る前からTimをはじめとするAttack Athleticsのスタッフと面識があるので、すんなりOK、というかTim達も歓迎モード。

シューティングをしている途中で、Glutus Medius(中殿筋)の話になり、場所をコートからトリートメントテーブルやリハビリの器具がある部屋に移動。
自分が膝を怪我している事もあって、自分に対して色々なmanual therapyを施してもらいました。
ここで書くにはマニアックになってしまうし、自分が教わったのはまだ表面の部分ですので省きますが、もう、シカゴに来てよかった! という感じです。
Timからは、普通とは違うトレーニングを学び、 PTのDaveからは体のインバランスへのアプローチを学び、そして今回も、まささんから、彼が今までに習得した+現在学ばれているテクニックを。
もちろん、彼らとは知識や経験の土台の厚み、そしてテクニックの習熟度がかけ離れているので、それを使いこなすにはまだまだ至らないけれど、こうやってキャリアのスタート時期に、遠くに光る旗、とでもいいましょうか、それを経験、体験できているのは大きな糧です。

自分がAthletic Trainingという限定された分野にどれだけ留まるかは分からないけれど、「人の体」に対する興味と追求は、一生モノだと思います。

さて、その日は遅くまで残っていたクライアントのNBAプレイヤーとHORSEというシューティングゲーム(一人が好きなところから好きなようにシュートを打ち、それが決まったら後の人も同じ事をしなければならなく、後に続くプレイヤーが外した場合は、HORSEから一文字ずつ与えられ、全てが揃ったら負け)もしました。
If you can make it, I can make it という、とてもアメリカらしいゲームだな、と個人的には思ってます。
NBAラインのスリーポイントが厄介だな、とは思っていたけれど、その日はタッチがよかったので、思ったよりはハンデにならずに済みましが、逆に自分の普段得意なシュートが決まらずに、相手に文字を中々与える機会を得られず。
後半に彼の集中力が切れたのもあって、競れたけれど、後一文字で勝ちを逃しました。
とはいえ、彼は片膝アイシング+サンダルですが(もちろん本気じゃないし)。
この選手、自分よりも年が下の若い選手ですが、今まで接したどのプレイヤーよりも礼儀が正しく、驚くくらいの好青年。
アイスバッグを頼む時すら、"is there any possibility...."って感じです。
同じプロ選手でも、こういう差って、どこから生まれるんだろう。
環境?教育?
今はリハビリ中ですが、彼が復帰したら、毎試合スタッツをチェックする事間違いなしです。

Attack Athleticsを出た後は、China Townまで連れて行ってもらい、晩御飯をご馳走になりました。まささんもまた、大のバスケ通なのでATの話に限らず、話が尽きる事はありません。幾つかの武勇伝も聞かせてもらい、感服です。

今週末は土曜日も仕事だったけれど、少しの疲労感と、たっぷりの充実感。
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by u2k_maru | 2008-07-21 00:31 | ATTACK ATHLETICS

環境

今、中国人選手がクライアントとしてきています。
少し前に書いた233センチの選手は、中国に帰りましたが(オリンピックでプレイするのでしょうか)、今回は17歳の高校生。
高校生にして6’10 (208センチ)の身長で、スリーポイントも打てるし、ドリブルも中々のモノ。
ジュニア代表からフル代表への昇格を狙っているそうで、毎日NBA選手と一緒に汗を流しています。
興味があったので聞いてみると、やはり国からのサポートで来ていると。

Attack Athleticsには、過去に韓国人選手もトレーニングをしに来ていたらしいです。
中国と韓国。
アジアのバスケットボールで、日本の上を行く国。

もちろん、Attack Athleticsが世界で一番のトレーニング環境だとは言い切らないし、日本国内にだって素晴らしい環境はあるんでしょう、きっと。

ただ、仮にこの場所が世界で一番、という話になった時。
この場所に国のサポートで選手を送る、という流れは今の日本にはないのではないかな。
内部事情に詳しいわけでもないけれど、ゴタゴタは海を越えて伝わってきています。

中国人、韓国人の友達に聞いた、彼らの国での一般プレイヤーのバスケット事情を聞くと、素直に見習いたい、とは言えない。
けれど、国を代表するプレイヤー達の成功は、願わざるにはいられません。
土台を変えずに、トッププレイヤー達だけに責任を押し付ける、というのもまた無責任な発想ですが。

日本と同じレベルにいる台湾は、日本よりも圧倒的にバスケ熱は高かったです。
外にあるコートの数は比べ物にならないし、ナイキショップの中にコートが在るくらい。
でっかいビルにkobeの写真がどーん、と描かれていたりと、街の至るところからバスケを感じられました。

下にいる者が、上に追いつき追い越すには、相手以上の事をしなければならない。
単純な事。
上にいる者よりも劣った事をしているならば、同じレベルに現在ある相手が自分達以上の努力をしているならば、結果は然るべきものになるでしょう。

刺激に溢れた場所で、上を目指す青年を見て、応援する気持ちと、焦りにも似た気持ちを覚えます。
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by u2k_maru | 2008-07-17 22:40 | ATTACK ATHLETICS

新しい役割

この一週間は、新しい役割が増えました。
Athletic Trainerとしてインターンをしているけれど、CSCSの資格を持っているという事で、クライアントのトレーニングを任せられるようになりました(プロ選手ではありません)。

Timに資格を所有している事を確認された翌日から、“彼にはspeedとagilityにフォーカスしたトレーニングを”と大まかな方向性を与えられ、後は任せてもらっています。
何の予告もなしに頼まれるし、実際にCSCSとしての役割を果たすのは始めてだけれど、自分が担当するクライアントは皆バスケットボールプレイヤー。
自分がずっとバスケットに活かす為のトレーニングを続けている事もあるし、今までシンポジウムや大学で学んできた経験が頭の中に溜まっているので、アイデアが尽きる事はなく、自分自身も楽しんで仕事ができてます。
自分がbetterなプレイヤーになりたい、と願って続けてきて得たアイデアを、自分より若くて素質のあるプレイヤーに還元できるのも、大きな喜びです。

最近、Timと Arkansasでお世話になったDaveに共通する点をよく感じます。
二人とも、いちいち優しかったりするわけではないし、それほど自分を気にかけている素振りは見せないのだけれど、実は凄く見ていてくれる。
先日、Timが自分のために、とある電話をかけてくれたのだけれど、その電話口で自分の事を説明する彼の言う事に、泣きそうになりました。
周りに分かるように振舞う事も一つのやり方だけれど、彼らのようなリーダーもまた、魅力的です。
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by u2k_maru | 2008-07-14 01:12 | ATTACK ATHLETICS

ギャップ

他人からの視点と自分の内からの視点。

自分をより正確に見ているのはどちらだろう。

最近、自分自身に対する評価と、他人からの評価のギャップを感じる事が多い。
人間だもの、やはり褒められれば嬉しい。大概の場合は。
でも、過大評価されることは、過小評価されるよりも、心地がよくない。

自分の知っている足りない部分、そして自分を思ってくれる他者からのアドバイスを頼りに、
一つずつ埋めていけば、このギャップを感じる事は少なくなるのかな。


金曜日は一週間の中で、最も流れがゆっくり。
時間がたっぷりあったので、PTのDave(UofAでお世話になったATもDaveでした。Daveという名には、素敵な縁があるようです)から、色々な手技を教えてもらいました。
彼自身がモデルになってくれてのHands on。
手の置き位置、プレッシャーの強さや方向を指導してもらいながら、彼の足首と腰に対してアプローチ。
彼の手助けによる部分がかなり大きいけれど、それでも、結果を手で感じる事ができたのは大きな感動でした。


ここでのインターンで、給料は発生していません。
自分が勝手に、「給料も何も要らないから働かせてくれ」と手紙を書いたので、最初からそのつもりだったし、ここで積んでいる経験は、自分がお金を払ってでも余りあるもの。

昨日、Daveが「お金が必要だったら正直に言えよ」と言ってくれました。
自分をNon-paied Internshipの立場から変えるように、上にかけあってくれるみたい。
そのときに色々と嬉しい事を言って貰えたのだけれど、まぁそれが一番最初の数文の理由の一つでもあります。

"Do you need money?"
と聞かれて、
"Yes"と答えられないのは日本人だからでしょうか。
でも、逆に無給での経験を積む事はハングリー精神を失わない為にいいのかも、なんて思ったりします。
なんて脛をかじり続けている両親に面と向かって言えませんが。。。



一週間を通して、手を使いに使ったので特に親指が疲労しています。
アスリートの体がデカイ、というのも理由の一つだけど、それ以上に無駄な力が加わっているんでしょう、きっと。
それは、試行錯誤を繰り返した上での経験で、きっと解決されるはず。
とりあえずは、この週末で体はゆっくり休め、頭は働かせて、来週に備えます。
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by u2k_maru | 2008-06-22 04:24 | ATTACK ATHLETICS

next level

"I’ll take you to the next level"

主に学んでいるのはフルタイムのPTから(若いけど、かなり名のしれた人みたい)。
彼に言われた言葉です。

今、学んでいる事の殆どは、今まで習った基本の応用。
ここでインターンを始めてから1週間強だけれど、何か月分もの刺激がある。
それと同時に、まだ学生の頃にここで少しの間だけでも学べていたら、
今まで接したアスリート達の手助けにもっとなったんだろうな、ってつくづく思う。
すまぬ、未熟者だった。って。

大学でバスケをしていた時に、「ゆっけは教わるのが上手」と言われた事があります。
それは決して、飲み込みがいいとかじゃなく、教わる姿勢について。
この施設でも、上に書いたPTから同じような事を言われました。
Good leanerだって。
大してないと思っていた、自分の長所なのかもしれません。
留まる事なく成長し続けていきたい。

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今のところ、この施設にはフルタイムのATがいません。
施設内のATRはまだ工事中なのだけれど、今日Timに声をかけられて、
ATRに欲しいものを注文するから、リストアップして。と言われました。
何か月分?と聞いたら3か月分と。

やはり、ここでも役に立つのが、学生の時にバスケットボールチームで実習をしていた事。
何がどれだけ必要か、すぐにイメージが沸きます。
もちろん、計算も後からするけれど。

将来つきたいスポーツがあるなら、何があっても学生の時にそのスポーツで実習をする事が大事だとつくづく思う。
あの経験がなかったら、ここでもインターン出来てなかったと思うし、インターンが始まってからも、どれだけ助けられている事か。
2年前に粘って担当スポーツの変更を訴えてよかった、って最近よく思います。

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スタッフの一人と話をしている時に、Arkansasの話になり、そのスタッフはうちのプレイヤー達を殆ど知っていました。
ウチ一人はシカゴ出身で、もう一人は今ドラフトでNBAに行くので驚きはしなかったけれど、まさか他のメンバーまで知っているとは。嬉しくなっちゃいました。
プロの目からみての彼らのNBAへの可能性も聞けて良かったです。

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さて、自分はシカゴにどのくらい滞在するのでしょうか。
Timにはいたいだけ居ていい、と言ってもらえているし、
上に書いたPTからは、彼の新しいビジネスにATとして参加しないか、と声をかけてもらいました。
NBAのトップ選手のリハビリを勤める彼の元で働けたら、それは素晴らしい経験になると思う。

とりあえず、今月中にははっきりさせたいところです。
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by u2k_maru | 2008-06-20 10:55 | ATTACK ATHLETICS

月曜日

月曜日に対する感覚が、学生の頃とはちょっと違う。
そしてそれがちょっと嬉しい月曜の朝。

窓から差し込む朝日に目が覚めたのは、セットした早めの目覚ましよりも、さらにちょっと前。
渋滞を避ける為+インターン先の近くでインターネットが使える場所を探したかったので、早朝に出発。


やはり渋滞がないと、通常の半分くらいの時間で着きます。
ガソリン代も浮くので、財布にも優しく、地球にも優しい。
早起きは、ですね。

そして、インターン先の近くにネットが使えるマクドナルドも発見。
これは順調だ、と思いきや、入り口にたむろする人々。
日本でもアメリカでも田舎出身の自分ですが、隙をみせまいと堂々と行こうとしたら、
彼ら、自分のために入り口のドアを開けてくれるではありませんか。

なんだ、いいヤツらじゃん。

と思った矢先、

「Money」

ごめんね、現金は持ってないんだと断りましたが、
こういう場所でパソコンを開いたりしたらマズい予感がしたので、コーヒーだけ買って退散。

都会は勝手が違います。


さて、今日も色々と新しいテクニックを学びました。
自分とフルタイムのPT、そしてマッサージセラピストの三人で選手達を担当するのだけれど、やはり経験の差は大きい。
自分が今まで培ってきたものが十分に通じる部分も多少はあれど、全然甘かった部分が浮き彫りになります。

でも、やはり全ては基本に通じていて、自分の知らなかったテクニック等を見たり教えてもらったりしても、斬新というよりも、「なるほど」という感じ。
自分の積み上げてきたものが、徐々に繋がってきている感覚がします。
新しい事は毎日学んでいるけれど、それと同時に基本も、もっともっと固めていこう。

PTと一緒に働いていると、モダリティーを一切使わない分、一人一人の選手にかける時間が長い事に驚く。
今日は肩が張っている、と訴えた選手に対して1時間ほどのアプローチ。
それこそ、足から始まって、首まで。
可動域は、目に見えて改善されました。

スポーツの現場に携わるのは、本当に好きだけれど、こうやって一人のクライアントに対してじっくり時間をかける、っていうのは現場のATにはなかなか出来ない事です。
うらやましくも思いました。

全ての選手が終わった後は、ここの主であるTimと洗濯物。
普段、なかなか話す機会はないので、格好の機会。
洗濯物に行こうとしているTimを目ざとく発見しました。

このTim、本当に自分の仕事を選びません。
選手の指導はもちろん、練習後の選手のアイシングからごみ拾い、洗濯物まで。

その事を話していたら、
「誰がどの仕事をするなんて、俺は気にしない。その仕事が遂行さえされれば、関係ないよ。」
って言ってました。

自分の今のところの仕事についても、嬉しいコメントをもらえました。
「いつまでも居ていいよ」と言ってもらえたけれど、まだ言葉に甘えるわけにはいきません。

Timは目の力が強くて、とても雰囲気というかオーラのある人。
洗濯物を畳んでいるとき、裏返しになったままの選手の靴下を直しながら、「xxxx(選手の名前)。。。」と呟きながら、「まったくもう」という顔をしている彼をみて、ああ、この人は本当にここの仕事が、選手の指導に限らず、好きなんだなぁって思った。


自分は将来、どういう場所を自分の場所に選ぶんだろう。
彼のような表情ができれば、それはきっと、幸せなんだろう。
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by u2k_maru | 2008-06-17 11:36 | ATTACK ATHLETICS

場違い

Athletic TrainingとBasketball。
たまに、自分のprofession(と呼ぶにはまだ早いかもしれないけれど)であるATにBasketballが大きく介入しすぎている気がする時があります。
“結局、バスケが好きなだけじゃないの?”
って言われたら、もちろん否定はするけれど“うーん”と一瞬考えてしまうかも。

ATとしては、その対象が高校生だろうと大学生だろうと、プロだろうと、自分のやる事や意識に変わりはありません。
でも、隠し切れない一バスケットボールプレイヤーの自分が、ひょっこりと顔を出してしまうのも事実。

今日はテーピングを任せてもらいました。
UofAのエースプレイヤーに初めてテープを巻いた時はかなり緊張したのを覚えているけれど、今回は頼まれた瞬間を除いては落ち着いていたと思います。
去年はほぼ一年間、毎日のようにUofAの選手たちにテープを巻いていたので、いつも通りに手の感覚に任せました。
周りにいる選手の顔ぶれと、インターンの自分に、技量のチェック無しにどんどん仕事が回ってくるという状況に、表には出しませんが、驚きの連続です。


今日は今ドラフトの目玉の一人が参加したのだけれど、噂に違わず、素晴らしい才能と能力の片鱗を見せました。
Pick up gameと実際の試合とは大きな違いがあるとはいえ、NBA選手を相手に堂々と渡り合っていました。
実際に一番点を取っていたのは彼かも。
彼にテープを巻いている所をTim Groverに見られていたのだけれど、巻きやすいタイプの足首だったのでラッキーでした。

学びの部分でも、毎日新しい知識や技術を見たり練習したりしています。
Physical Therapistと、Massage Therapistがいるのですが、前者は理論ありき、後者は理論よりも自分の経験を重視するという異なったタイプ。
両方から違ったアプローチで学べるので、恵まれています。

膝の怪我に対するアプローチも、自分の痛めた膝のおかげ様で、身を持って経験する事ができました。
MCL損傷に対して、Q angleをチェックして怪我をしたときの捻じれた状態のままになっているかを確認し(自分の膝は、捻じれていました)それを筋肉のreleaseとactivationで負担をかけずに矯正する、というもの。

やはり、キーとなるのはどれだけanatomyを正確に把握、理解しているか。
この一年間は、ここに焦点を当てていこうと思います。

素晴らしい場所でインターンをさせてもらっています。
自分の力量からは“場違い“と言われても、その通りでしょう。
でも、ここは自分の最終目的地ではありません。
仕事が与えられる場違いな場所ほど、自分を成長させられるというのも事実。
昼ごはんを食べる時間もないけれど、そんなのは気にもなりません。

与えられたチャンスを最大限に活かしきる。
それだけです。
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by u2k_maru | 2008-06-15 02:46 | ATTACK ATHLETICS