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結婚式

2009年7月4日、台湾にてフィオナとの結婚式を挙げました。
今はまだゆっくり時間がとれないので、後にくわしく記録していきたいと思います。

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入場した時にまず目に入った、海を渡り参加してくれた友達。
さんざん見慣れた面々のはずなのに、いきなり涙が溢れそうになりました。
新郎が入場と同時に泣き出したらあまりに格好がつかないので必死に堪えました。
元気、坂本、タシロ、横山、さやかさん、ヨネ、あずなさん。
本当に、本当にありがとう。
皆が、この式に大きな彩と意味を与えてくれました。


自分の父と母の息子であること、兄の弟であること、妹の兄であることへの誇り。
この家族の中で育ったからこそ迎えることができた一日です。
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by u2k_maru | 2009-07-04 03:17

続き

前回の続きです。

無事に裁判所は見つかりました。
裁判所の事務所で、jewish waiverを申請する理由などを書類に書き込み、その後は指示された部屋に移動。
そのドアを開けると、思い切り裁判進行中。
弁護士さんが弁明しています。
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まさにこんな感じの場所。

あ、部屋を間違えた、と二人とも思い、そっとドアを閉じるものの、部屋番号は指示されたものと同じ。
さて、どうしたものか、と思っていると、ドアが開き、入ってくるように言われました。
自分達が行くことは既に連絡されていたようです。

とりあえず傍聴席の一番後ろにそっと座ります。
すると、じっと話を聞いていた黒人の裁判官、"もっと重要なことがある"と、弁護士の弁論にストップをかけて、自分達に”こっちに来なさい”と手招き。
裁判止めちゃっていいのか?と思いつつ、指示されるままに裁判官に個室に連れていかれました。

自分達がjewish waiverの為に来ていることは既に知っていたので、早速その理由を聞かれました。
まず最初に聞かれたのが、"are you in service?"
ミリタリーに入っているのか?という事です。
jewish waiverを申請するケースの多くは、兵役の為に時間がない、という理由らしいです。

いいえ、フィオナが翌日帰らなければならないんです、と説明。
すると、フィオナの英語力と台湾に住んでいると言う事のギャップに驚いたようで、同じ部屋にいる職員(アメリカ人)を指差して、"あいつより立派な英語を喋るじゃん"と。
かなり気さくな裁判官です。
さらに自分を指差して、"君の方が台湾人ぽいし"と。
(日本人と台湾人の区別がつくのか謎)

自分達の国で結婚すればいいじゃん等、色々聞かれるんだろうな、と思っていたら、
"じゃあいいよ"
とすんなり許可がおり、こっちが面を食らいました。
さらに、"Do you want me to marry you two here?"と。

まさか裁判官にそんな権利があるとは知らず。
当初の予定では、裁判官に許可を貰ったら、立会人(witnessと呼ばれます。直訳すると目撃者)になってくれる友達を連れてオフィスにもどって、そこでmarriage ceremonyをする予定でした。
が、その場で結婚させてもらえるならば話が早い、ということでお願いしました。

"じゃ、裁判が終わるまで30分くらい待ってて"
と言われ、自分達は傍聴席に戻り裁判を傍聴。
進行していた裁判は交通事故とそれに伴う障害の関連性についてのもので、自分にも興味深かったです。

裁判が終了し、今度は自分達の番。
裁判官の前に呼ばれました。
立会人は、彼の秘書たち。
自分とフィオナの名前を書類にサインをし、立会い人にもサインをしてもらいます。

ここで、予想はできた事だろうけれど忘れていたのが、Wedding vowsと呼ばれる、結婚の誓いです。
裁判官(キリスト教の普通の結婚だったら神父)に続いて誓いの言葉を復唱します。

I, (Bride/Groom), take you (Groom/Bride), to be my (wife/husband), to have and to hold from this day forward, for better or for worse, for richer, for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish; from this day forward until death do us part.

彼はずっと自分の名前をユウスキと読んでいました。
慣れたことなので、この時までは別に訂正したりせずにいました。

で、上の英文を見てもらうと分かるとおり、このwedding vow、自分の名前を呼ぶ部分が最初にあります。

裁判官"I, ユウスキ, take you Fang-Ying, to be my wife"
自分"I, ユウスケ,,,
裁判官”ユウスケって読むのか!何で今まで訂正しなかったんだよー”
と突っ込まれました。
え、そこ流さないのーと思いつつ、”いや、アメリカ人は皆そう読むし、気にしないから”と答えると(結婚の誓いの途中なのに)、まったくもう、という感じで誓いの言葉を続行。

とてもシンプルな言葉なんだけれど、どんな事を言うか予測がつかなかった上に、結構まとめて読むものだから覚えきれず、聞きなおすという、なんともカッコのつかない誓いの言葉になってしまいました。
まー自分らしいのですが、予習しておくべきでした。
フィオナは流石で、キチンと復唱していました。

他にもエピソードがあり、ここでは照れくさいので書きませんが、色々と裁判官に突っ込まれつつ、無事(と呼んでいいかわかりませんが)に終了。
いつの間にか傍聴席にいた人たちにも祝福されながら、裁判所を後にしました。

後から聞くと、marriage ceremonyを引き受ける裁判官は、彼一人だそうです。
いい人に当たってよかったです。

サインをした書類はのちにオフィスに送られ、その後に日本の実家に送られる予定です。
無事に届くといいんだけれど。

道に迷うわ、誓いの言葉は聞きなおすわで、なんとも自分らしい(頼りないって声が聞こえてきそうですが)結婚でした。
この人とこの先の人生を共にする、という事がとても自然な事のように感じられたので、特別な興奮みたいなものはありませんでした。
フィオナも同じだったようです。

お金も地位も、この先の保証もなんもないけれど自分と一生を共にする事を選んでくれた人。
I'll make her feel that she is the luckiest girl in the world
ってのが自分の誓いです。
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by u2k_maru | 2009-04-14 13:44

テーピング

足首のテーピング。
「アスレティックトレーナー」と言ったときに、一般の人がイメージするのは、足首にテーピングを巻く姿が多いかもしれません。
それくらいATにとっては、基礎となる技術の一つだと思います。
特に、バスケットボールは足首にテーピングを巻く機会が多いスポーツの一つ、というか一番多いのではないでしょうか。
留学生トレーナーにとっては、選手の信頼を勝ち取る、一つの好機会でもあるのでは。

自分は、アメリカに来るまで、まったくテープが巻けませんでした。
最初の一年間を過ごしたウィノナで、ATRの見学をする時にスタッフや学生トレーナーが巻く姿を見てイメージを掴んだのが始まりです。
その後、出来ると思ってフィオナの足首を借りて巻いた最初のテーピングは、それはそれは酷いものでした。
写真を撮っておけばよかったな。

時間は経って、アーカンソーへ移り、テーピングのクラスをとり、先輩に教わったり、クラスメイト兼ルームメイト(自分のATの先生とも言える)Dustanに教えてもらったり、もちろん、ゴミ箱をテープの山にして練習をしました。

バスケットボールチームでの実習が始まり、自分の今までの練習の成果をヘッドトレーナーのDaveに見てもらい、巻き方をDave流に合わせてテストをしてもらい、選手に巻かせてもらえる許可がもらえました。
その後は毎日の練習時だけではなく、試合の時も、SECトーナメントやNCAAトーナメントという大舞台でも任せてもらえたので、それなりの経験と自信をつけてきたつもりです。
(NCAAトーナメントの時は、“これが最後のテーピングじゃないからな”と選手と話をした事をよく覚えています。残念ながらUNCの前に散りましたが。)

University of Arkansasを卒業してATTACK ATHLETICSでのインターンが始まると、テーピング等の仕事は全て自分が担当する事になり、主な対象は、クライアントであるNBAプレイヤー。
ATTACKで最初に巻いた選手が、あまりにビッグネームだったので、その時は(冷静を装いつつ)必要以上の緊張をしましたが、慣れもあるので今では“必要以上の”緊張はしません。
最大限まで集中するので、熱さによるものではない汗はかきます。毎回。

(偶然が続いているだけかもしれませんが、NBA選手は、ヒールロックを異様に嫌がります。ホワイトでヒールロックをすると、絶対にやり直しを頼まれます。チームではどうやっているんでしょ。)

さて、先週一人の選手が、足首を捻挫しました。
もともとGI(3段階のウチ、一番軽いヤツ)の捻挫である事やトリートメントの甲斐もあって、テーピングつきでピックアップゲームに復帰する事に。
(この怪我へのアプローチで、PTとマッサージセラピストの二人も参加したので、ちょっと困惑しました。機会があったら、書こうと思います)

が、この選手、テーピングに対してあまりに敏感。
昨日巻いた直後はPerfectと言ってたのだけれど、終わった後にIt was too tightと言われました。最初のテーピングが好みに合わない事は、仕方がないと思っています。
キツめのテープが好きな選手もいれば、そうでない選手もいるし、巻き方や高さも好みがありますから。
スタッフからも“彼はかなり難しいと思うけれど、出来るだけ安全面を確保した上で意見を尊重してくれ”と言われました。
ということで、今日のテーピングは少し調整を加えました。

が。。。
ピックアップゲームの途中で”Tape cutter!”と言われてしまいました。
そしてそのテープが切られている間、ゲームは中断。
ゲームの途中で自分の巻いたテープを切られてしまうことは、トレーナーとして、とても恥ずかしく、悔しさは自分に対する怒りにまで変わっていたと思う。
正直、あれをキツすぎると言われたら、サポート性を確保する事は不可能ではないか、と思う。結局そのゲームの後に、もう一度頼まれたけれど、それはストレッチテープだけを使ってくれとの注文付き。
幸い、残りのゲームで彼が足首を痛めることはなかったけれど。

彼の不快感を最小限に抑えつつも、最小限のサポートを与えるやり方は、きっとある筈。

以下は、少しだけ専門的です。
最近の自分のテープの巻き方は、
ベーシックなスターアップとホースシューを終えた後に、inversionを防ぐperonealの働きをサポートするように強度のある伸縮テープを使ってmedialから巻き上げます。ヒールロックはCalcaneusのvalgus/vurusをチェックしてそれをneutralに戻すように伸縮テープで一回巻いた後、ホワイトでもう一回。Figure8は、Plnater Flexionを制限する事による他の部位のcompensationが起こると思うので、しません。特にバスケットの場合は跳躍の回数が多いので。
もしかしたら、peronealサポートがきつ過ぎたのかもしれません。どうしてもアーチを低くする方向に力をかけてしまう+post. Tibにストレッチがかかってしまう事によって、負担がかかってしまったのか、と考えています。

ふむ。
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by u2k_maru | 2008-08-31 04:03

3年間

ここ数日、シカゴはとてもいい天気。
特に朝夕は、日差しがあっても空気が少しひんやりしていて気持ちがいい。
過去に同じような空気を共有した人たちや、その時期を思い出して、ちょっとだけ思いに耽ります。
それに加えて、空を行き交う飛行機。
やはり、どんなに充実した時間を過ごしていようと、帰りたい場所というのはあるものです。

一日は、7時くらいに家を出て8時から働き始め、18時前後に仕事が終わって、それからワークアウトをして20時くらいに帰ってきます。

最近は、仕事から帰ってきて、適当に作った晩御飯を食べながら、マイケルジョーダンのDVD(Ultimate Jordan)を観ています。
このセットには、His Airnessをはじめとする6つの作品に加え、ジョーダンのベスト5と言われる試合が、まるまる入っている素晴らしいDVDで、
留学最初の一ヶ月を過ごしたミネソタの語学学校時代に、自分を発奮させるために(という言い訳のもとに)買ったものです。
当時は、大して英語が理解できず、映像のみを楽しんでいました。

(ジョーダンについて書き始めたら、えらく長くなってしまったので消しました)

そのDVDを、ブルズの本拠地シカゴで、彼のトレーナーだったTimの下でインターンをして、映像以外も楽しみながら観ている事を考えると、語学学校時代の自分からは、ある程度褒めてもらえそうです。

今の自分からは、まだまだ、全然ですけど。
満足した自分は想像すらつかないけれど、とりあえず先は長いことは確かです。


渡米して、(約)3年が経ちました。
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by u2k_maru | 2008-07-25 08:59

明日はJuly 4th。
アメリカの独立記念日です。

去年はアーカンソーで、ルームメイトのDustan夫妻とタカオと4人で、家の駐車場に止めたトラックの上で花火をみてたっけ。
今は、Dustan夫妻は Dallasで、タカオは新しいルームメイトと最後の一年を、そして自分はシカゴ。
時間が発つのは、早いです。

今、インターンをしているATTACK ATHLETICSには4面のフルコートバスケットボールコートが備えられています。
そしてそれに隣接するトレーニングルーム。
ウエイトトレーニングからバスケット専門のトレーニングまで非常にスムースに行えます。
ここの主でもあるTim Groverの著書"Jump Attack”にも書いてあったけれど、ウエイトトレーニングの直後にSports Specificなドリルを組み合わせると、いいらしい。
自分の感覚でも、そう思います。


贅沢なことに、仕事の前後はこの最先端の施設を自由に使わせてもらっています。

誰もいないバスケットコートは、自分の原点。
響き渡るドリブルの音、弾かれたネットの音、シュートを外した時のリングの音。
出る事の無かった試合の後に体育館に戻り、悔し涙を流しながら一人で練習した記憶。
高校時代の悔しい思いは、何年も経った今でも色褪せない。
静かなバスケットコートは思い出させます。
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by u2k_maru | 2008-07-04 11:20

地に足付いて

インターンを始めて、一週間。
自分でも、新しい刺激的な場所に舞い上がっているのは感じていました。
それを、しっかりなだめようとしていたのも、また舞い上がっている自分自身では話になりません。

基本的な事、というよりも責任という事への認識が薄くなっていました。
間違いを重ねる前に、早い段階で客観的な指摘をいただけたのはとても有難い事です。

もう舞い上がっている自分は地面に叩き落とします。
しっかり、地面に足を付いて。


さて、足繋がりですが、膝の調子は日増しに良くなっています。
まだまだ走ったり捻りを加える事は厳禁だけれども、
可動域はほぼ戻ったし、自分でリハビリを開始しました。
せっかく、施設もコートも仕事の前後に使っていいと言われているのに、そろそろ禁断症状が押さえられなくなりそうです。
2週間で復帰を目安に、頑張ります。

さて、
これを読んでいるAT関係の方で、選手に膝のテープを実際に巻いた事のある人はいるでしょうか?
自分は初日に気合を入れて巻いたのですが、思わぬ落とし穴がありました。

テープがずり落ちないようにアンカーと呼ばれるテープを大腿部と下腿部に巻きます。
役割上、多少は皮膚に直接テープが被ります。
アンカーは、他のテープの停止部にもなる役割があるので非常に大切なのですが。

今回、自分はホワイトテープを使ってアンカーを巻きました。
習ったように、膝を少し屈曲した状態で巻いたのですが。
実習で動き回っている間に、大腿部のアンカー周辺に痛みを感じ始め、
家に帰って確認したところ、膝の屈曲進展にともなう皮膚の移動をホワイトテープが制限した為に発生した裁断力(shear force)によって皮膚が裂けました。
裂けなかった部分も、アンカーにそって水ぶくれができています。

自分で経験してよかったけれど、こんなのをアスリートにするわけにはいきません。
女性アスリートの足をこんなにしたら、えらい事になります。
対処策としては、アンカーを巻くときに、quad とhamを両方isometricで収縮させて皮膚に緊張を与えた状態にする事と、ホワイトテープではなく収縮性のあるテープを使うことでしょうか。

一つの怪我から学ぶ事は多いです。
もし、こんな風にして防止しているよ、というのがあったら、教えてください。

さて、来週中には、住む場所が決まる予定です。
値段と学校までの距離のみが考慮する事項だったアーカンソーとは違い、治安という部分が最も大切。
いい場所に落ち着けますように。
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by u2k_maru | 2008-06-16 02:57