文武両道

"Someday, basketball will stop bouncing"

去年、自分がまだアーカンソーにいた頃に読んだ、バスケットボールの雑誌でインタビューを受けたプレイヤーの言葉です。
「バスケットボールプレイヤーでいられる期間は限られている」という意味です。
そして、これは大学進学を控えた高校生プレイヤーの言葉。

雑誌にインタビューをされる事から分かるように、バスケットの腕も確かで、幾つもの有名校からのリクルートされていました。
ですが、彼がインタビューされた理由は、それだけではありません。
むしろ、彼の学業での功績が注目された理由だと感じました。

アメリカの教育では、日本以上にGPA(A=4, B=3, C=2, D=1と換算した平均値)に重きが置かれているように感じます。
自分は、恥ずかしながら日本の大学を卒業するときに自分のGPAを知りました。
というか、GPAの存在を知りました。。。

アメリカでは、高校でもGPAがつけられます。
そして、このプレイヤーは、4.0。つまりオールA。
インタビューの中では、授業中でのリーダーシップや発言に対するクラスメイトや教員の言葉を引用されていて、ただ、テストでいい点がとれる学生ではない事が伺えました。

そして、彼は冒頭の言葉を言い、大学選びは、その大学の学業に重点をおき、医学を学ぶことも考えている、と話していました。

そんな彼のニックネームは、Dr. ~(名前は忘れちゃいました)。
彼は今、どの大学でプレーしているのでしょうか。


アメリカの学生アスリートは、NCAA(学校?)が定める一定のGPAをキープしなければ、プレイする資格を奪われてしまいます。University of Arkansasには、学生アスリート専用の学習施設があり、そこでチューターが付き、study hallという義務付けられた勉強時間が選手に与えられていました。

競技特性もありますが、基本的に学生アスリートは、他の学生に比べて勉強時間を確保するのは難しいです。当然、体力的にも負担はかかりますし。
ですが、成績をキープできずにプレイ資格を奪われてしまう選手がいる一方、学業面でも、立派な成績を残す選手も沢山います。
GPAを3.0以上キープした選手は試合の前に表彰されたりもしますし、小さなトロフィーも渡されます。モチベーションの一つになるでしょうし、いい仕組みだな、と思います。
ESPNも、Academic honorといって、優秀な成績をおさめた学生アスリートを表彰します。

Arkansasのある教授の調査によると、女性の学生アスリートのGPAは、一般の学生よりも高く、生活面でのトラブルも少ない、というデータがありました。
これは興味深かったです。


さて、ここまでは、本当に書こうと思っていたことの前置きなのですが、長くなってしまったので、ここで一旦切って、次のエントリーに本題を書くことにします。



朝は息が白く見え、車のフロントガラスも凍り始めました。
秋は足早にすぎて、冬の到来を感じます。
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by u2k_maru | 2008-10-27 08:18 | Basketball
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