NBDLトライアウトと再会と出会い

冷え込んできました。
ニューヨークの木々は色を変えています。
日本は紅葉の季節が始まるころでしょうか。

昨日と今日、Knicksの練習施設にてNBDL(去年まで田臥選手が所属したリーグ)のトライアウトがありました。

そこで3年ぶりに再会した、一人の日本人PG。
彼の名は、栗原祐太。
彼の名前を知っている人はどれだけいるでしょうか。
出会いは、7年前の早稲田大学バスケ部の一般入学者の為のトライアウト。
そう、彼はいわゆるバスケエリートではありません。

それから4年、大学を卒業した自分はAthletic trainerになる為にアメリカに。
彼はPro basketball playerになる為にアメリカに渡りました。

自分はMinnesota、Arkansas、Chicagoを経てNYに。
彼はL.A.から始まり、マイナーリーグのチームで各地を周り、NYに拠点を。
こうして再び出会いました。

彼の活動、活躍はブログをチェックして確認していました。
Basketball playerとして生きれるのならば、そうなりたかった。
それにチャレンジし続ける彼の姿は、大きな刺激であり、また、彼が彼自身の事を「一般人」と呼ぶように、名の知れていなかった(気を悪くしたら、ごめん)プレイヤーが、どこまでいけるのか、を託した希望でもあります。

今回のトライアウトは残念ながらNBDLといえど質の高いものとは言えず、
発足一年目のチームという事もあるのだろうけれど、コーチ陣の意図が見えないものでした。
意図が見えないから、点を獲ってなんぼ、ブロックショットを決めてなんぼ、つまりは目立ってなんぼ、になってしまいます。
スクリメージも、ピックアップゲームをみているような感じでした。
シカゴでのトライアウトもそうだったけれど、この類のトライアウトでは、パッシングやスペーシングでゲームを創るタイプのPGには厳しい環境です。
それでも、アメリカでの経験と順応を感じさせる彼のプレイからは、時間と彼がかけてきたものの重みが感じられました。

彼を応援しに来てくれた友人達(彼らも、バスケットボールに携わっています)にも出会う事ができました。
栗原をはじめ、こういう人たちとの出会いのチャンスが大きいだろう、というのがNYに決めた理由の一つでもあります。
そして、その理由と決断は間違いではありませんでした。
この先、大きな膨らみを生むかもしれません。

ATとしては、幾つかの出血と軽い肉離れといった類の怪我しか起こらず、平穏でした。
いきなり全体のウォーミングアップをやってくれと頼まれたときは驚きましたが、Arkansasのメニューをぱっと思い出して、慣れている振りをしてこなしておきました。
前回のトライアウトをカバーした経験もあり、トライアウトに来る選手への対応も上手くできたと思います。
選手の聞き分けが格段に良かったのは、Knicksポロシャツのせいが9割でしょうが。

限られた時間でチェックしたところ、自分の想像通り、ハードなトレーニングを繰り返している彼の体には大分ガタが来ていたので、お互いの時間が合うときに、少しでも手助けができたら、と思います。
走り方もすこし改善すればもう少し速く走れそうでしたし。
とりあえず、今は14連勤なので次の休みを待ちましょう。


彼のブログはこちら→「一般人

バスケットボールプレイヤーにはもちろん、そうでない人にも、彼のストイックな姿は大きな刺激になると思います。
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by u2k_maru | 2008-10-19 12:34 | Basketball
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