pre season 第一戦

対Tronto Raptors。

相手のホームコート、カナダでの試合。
自分はお留守番で、残った選手のワークアウトと、トレーナー陣が忘れ物をしたり、Faxが必要な時の為に、練習施設に一日いました。

ニックスのゲームは、MSGというチャンネルがホーム、アウェイの全てを放送してくれるみたい。
自分の部屋には、施設から頂いたテレビがあるのだけれど、家にケーブルが無いことが発覚したので、施設に一人残って気合を入れて応援しました。

Pre seasonとはいえ、新生ニックスにおいては大事な大事な一戦。
相手のRaptorsは、Chris BoshとJamain O'nealの豪華なフロントラインに、アシスタントコーチが”Nashレベルの選手になる可能性がある”と評価するスペイン人PGのCalderon、2006年のドラフト一位選手の7フッターのイタリア人SFのBargnani、リーグ屈指のスリーポイントシューター、他のロールプレイヤーもいい選手が揃っている、実力のあるチーム。

今年のニックスが目指すのは、コーチのMike D'antoniがSunsでやってきた、"7 seconds left"、ショットクロックを7秒残すテンポでの超攻撃型バスケットボール。
練習も、このスタイルに合わせて走るドリルを中心に行われてきました。

ゲームの初盤は、アップテンポを意識しすぎたのか、最初のパスでシュートを打つパターンが多く、成功率が上がらないスタートだったけれど、セカンドユニット(ここがニックスの強みだと思う。オールスターに選ばれる選手は出ないかもしれないけれど、スタメンが下がっても同じ力かそれ以上のパフォーマンスができる選手がベンチから出てくる)の活躍もあり、前半を終わって60点という狙い通りのハイスコアリングゲームを展開しました。
最初に放った12本のスリーが全て外れた事を考えると、凄い数字です。

第3Qに失速して、最後は2点差で負けてしまい、新生ニックスの初勝利はならなかったけれど、狙い通りのプレイは出来ていたと思うし、改善点も見つけて修正(特に、先発PGとSGが機能しなかった)していくだろうし、今シーズンに期待できる内容だったと思います。

(負けてはしまったけれど)今日のMVPはDavid Lee。
Univerisity of Florida出身の白人PF/C。
上背はそこまで無いけれど、とても頭のいいプレイヤーで、考えてリバウンドを取れるし、高確率のシュート(今日は9/13で22得点 9リバウンド)、オフシーズンに力をいれたというぺリメーターからのシュートも効果的に決まっていました。
今日はパスもできる、という事をみせてくれました。
シーズン中に、一度はトリプルダブルをするのではなかろうか。

チームへの影響が色々と議論された、チーム最高年俸選手のStephon Marbury(契約最終年の今シーズンは、なんと22ミリオン)。自分勝手、チームを勝ちに導けないPG、というレッテルが貼られてしまっているけれど、今日のプレイは見事でした。
ドライブの力が素晴らしいので、そこからキックアウト→スリーという流れを上手く作り出していました。今日はシューター陣の調子が最悪だったので得点には結びつかなかったけれど、今日のプレイスタイルを続けてくれれば、元々能力はあれだけの年俸をもらうだけの選手なので頼もしい限り。
色々とメディアには書かれているけれど、自分の事をすごく気にかけてくれるし、練習中の細かなドリルにも真剣に取り組む姿を見ていると、プレイでチームを勝利に導いて周りを黙らせてほしい、と強く思う。

そして、Super Humanという異名をとる、Nate Robinson。
172cmにしてスラムダンクチャンピオンになったこの選手は、今日も強烈なダンクをしてくれました。コーチD'antoniがメディアに対して名指しで褒めるように、練習中も素晴らしい動きを見せています。
NBAで働いて長いヘッドトレーナーも、今までで見てきた選手の中で一番の運動能力だ、と言います。
大抵、20cmかそれ以上のミスマッチになるけれど、速攻で体をぶつけてスペースを作ってレイアップでフィニッシュできる体の強さと、凄まじい運動能力で十分にカバーできています。

なんだか、だらだらと書きすぎてしまったので、先シーズンのNateがやった、身長差50cmブロックを載せて、終わりにします。
餌食となったのは、The Great Wall、Yao Mingです。


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by u2k_maru | 2008-10-09 12:28 | Knicks
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