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地に足付いて

インターンを始めて、一週間。
自分でも、新しい刺激的な場所に舞い上がっているのは感じていました。
それを、しっかりなだめようとしていたのも、また舞い上がっている自分自身では話になりません。

基本的な事、というよりも責任という事への認識が薄くなっていました。
間違いを重ねる前に、早い段階で客観的な指摘をいただけたのはとても有難い事です。

もう舞い上がっている自分は地面に叩き落とします。
しっかり、地面に足を付いて。


さて、足繋がりですが、膝の調子は日増しに良くなっています。
まだまだ走ったり捻りを加える事は厳禁だけれども、
可動域はほぼ戻ったし、自分でリハビリを開始しました。
せっかく、施設もコートも仕事の前後に使っていいと言われているのに、そろそろ禁断症状が押さえられなくなりそうです。
2週間で復帰を目安に、頑張ります。

さて、
これを読んでいるAT関係の方で、選手に膝のテープを実際に巻いた事のある人はいるでしょうか?
自分は初日に気合を入れて巻いたのですが、思わぬ落とし穴がありました。

テープがずり落ちないようにアンカーと呼ばれるテープを大腿部と下腿部に巻きます。
役割上、多少は皮膚に直接テープが被ります。
アンカーは、他のテープの停止部にもなる役割があるので非常に大切なのですが。

今回、自分はホワイトテープを使ってアンカーを巻きました。
習ったように、膝を少し屈曲した状態で巻いたのですが。
実習で動き回っている間に、大腿部のアンカー周辺に痛みを感じ始め、
家に帰って確認したところ、膝の屈曲進展にともなう皮膚の移動をホワイトテープが制限した為に発生した裁断力(shear force)によって皮膚が裂けました。
裂けなかった部分も、アンカーにそって水ぶくれができています。

自分で経験してよかったけれど、こんなのをアスリートにするわけにはいきません。
女性アスリートの足をこんなにしたら、えらい事になります。
対処策としては、アンカーを巻くときに、quad とhamを両方isometricで収縮させて皮膚に緊張を与えた状態にする事と、ホワイトテープではなく収縮性のあるテープを使うことでしょうか。

一つの怪我から学ぶ事は多いです。
もし、こんな風にして防止しているよ、というのがあったら、教えてください。

さて、来週中には、住む場所が決まる予定です。
値段と学校までの距離のみが考慮する事項だったアーカンソーとは違い、治安という部分が最も大切。
いい場所に落ち着けますように。
by u2k_maru | 2008-06-16 02:57
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